【海外発!Breaking News】近所のアヒルやモルモットを襲う“愛犬”がキツネと判明 飼い主が騙されて購入(ペルー)
TechinsightJapan / 2021年11月8日 16時36分
近所のアヒルやモルモットを食べてしまうというワイルド過ぎる愛犬の行動に飼い主は頭を抱えていた。実はこの愛犬、キツネだったことが判明し仰天したというニュースがペルーより届いた。飼い主は店で“子犬”を購入したと明かしており、ペルーではびこる動物の違法取引による結果だと『Sky News』などが伝えている。
ペルーの首都リマ北部コマス地区に暮らすマリベル・ソテロさん(Maribel Sotelo)は、愛犬の“ランラン(Run Run)”を飼っている。ランランはリマ中心部にある小さな店で、マリベルさんと10代の息子が半年ほど前に13ドル(約1480円)で購入したそうだ。
子犬だったランランは近所の犬たちとすぐに仲良くなり、元気に遊び回っていた。しかし成長するにつれて、ランランの様子がおかしいことにマリベルさんは気づき始めた。
ランランは次第にアヒルや鶏を追いかけて殺すようになってしまったのだ。動くものに興味を持つのは普通のことだが、ランランはこうした小動物を狩り始めたという。アヒルや鶏を食べられてしまった近所の住民から怒りを買ってしまったマリベルさんは、ランランの問題行動に頭を抱えた。
「ある女性からは、ランランが大きなモルモットを3匹も食べてしまったと言われました。」
このような狩猟行為はエスカレートし歯止めがきかなくなったランランだったが、実は犬ではなく南米に生息するクルペオギツネ(Andean fox)であることが判明した。
生物学上キツネは犬と同じイヌ科に属しており、同じ祖先を持っているので耳やマズル(鼻から口先にかけての部分)の形が似ている。ランランの写真を見ると背中にはグレーの被毛が生えており、全体的にやや赤みがかっているものの、ジャーマン・シェパードを連想させるような姿をしている。
この見た目では、犬と言われれば信じてしまうのも納得できる。マリベルさんや息子も、店で“犬”として売られていたランランを騙されて購入してしまったのだ。
国立森林野生生物局「Servicio Nacional Forestal y de Fauna Silvestre(以下、SERFOR)」で野生生物専門家かつ獣医として活躍するウォルター・シルバさん(Walter Silva)によると、多くの野生動物が密売人により南米アマゾン地域から運び込まれ、リマで違法に取引されているという。
「野生生物の密売が今回のような結果をもたらします。多くの場合、誕生と同時に野生生物の子どもを奪うので、その親は殺されてしまうのです。さらわれた子どもは非公式の市場で違法に取引されます。」
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