【海外発!Breaking News】体外受精で赤ちゃんを授かった51歳独身女性に「自分勝手」と非難の声(英)
TechinsightJapan / 2021年11月18日 13時50分
イギリス在住のある独身女性がドナーから精子提供を受け、今年3月に女児を出産した。「これが最後のチャンス」と体外受精に踏み切った女性は現在51歳だという。世間からは女児の誕生を祝福する一方、母親の身勝手さを非難する声もあがっており物議を醸している。『Metro』『The Mirror』などが伝えた。
英ウェスト・サセックス州クローリー在住のケリー・クラークさん(Kelly Clarke、51)は2020年7月にギリシャのアテネで体外受精によって妊娠し、今年3月31日に50歳でライラ・レイちゃん(Lyla Rae)を出産した。
ずっと母親になりたいと思っていたケリーさんは2020年3月、友人の勧めで体外受精を考え始めたそうでこのように振り返っている。
「ずっと家族を持ちたいと思っていたのですが、なかなか縁がなくて。友達の友達がアテネで体外受精をして、最高の経験だったと話していて私にも勧めてきたんです。それからは『今やらなければチャンスを逃してしまう』と思うようになって、アテネの不妊治療クリニック『Serum IVF』に連絡しました。最初のビデオ通話の後、2020年3月に誰にも言わずひとりでクリニックに行ってきました。クリニックのみなさんがとても親身になってくれて、私しか患者がいないのかと思うほどでした。」
そのクリニックで、ケリーさんは2020年10月22日の50歳を迎えるまでに妊娠3か月になる必要があること、また親になるためには精子ドナーを利用する必要があることを伝えられたという。ケリーさんは体外受精を開始するために必要な薬を処方されて一旦イギリスに戻り、2020年7月に再びアテネに向けて飛び立った。
3日間の滞在中に胚移植を受けたケリーさんは、帰国後すぐに仕事に戻ったという。だが体外受精については周囲の反対もあったようだ。
「自分がしたことを考えるととても不思議な気持ちになりました。私は妊娠しているかもしれないことが本当に不思議で…。妹や両親はこのことを知っていましたが、50歳でシングルマザーになることを決めた時はみんな私のことを心配していたし、ドナーから精子提供を受けることに反対していました。特に両親は私が仕事ができなくなって経済的に苦労することが心配で、体外受精に踏み切るのを必死に止めようとしていました。とても辛かったけど、私のことを愛してくれているからこそ反対したんだと思います。」
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