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【エンタがビタミン♪】モグライダーともしげ、理想からほど遠い今の芸人としての姿「俺は魔法使いになれないのかな」

TechinsightJapan / 2022年1月22日 19時18分

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『M-1グランプリ2021』ファイナリストのゆにばーす、モグライダーが19日深夜放送のラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)で生対談をした。地下ライブでよく共演していた2組のトークは大いに盛り上がったが、モグライダーのともしげ(39)は新型コロナウイルスの濃厚接触者となっているため番組後半に電話による声だけの出演となった。

モグライダーは『M-1グランプリ2021』決勝で初出場8位という結果に終わったが、高得点が出にくいトップバッターの中では歴代最高点を叩き出し、同大会直後からテレビ、ラジオ番組への出演が激増。『有吉の壁』『ダウンタウンDX』といった人気バラエティ番組にも呼ばれるなど、2022年のブレイクは確実と言われている。

モグライダーを昨年の『M-1』後にべた褒めしていた伊集院光は、彼らを12月28日放送の『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)に招いてコンビ結成からこれまでの歩みを聞いている。NSC東京校出身の芝大輔(38)は4組、スクールJCA出身のともしげは9組のコンビ解散を経て、2009年にモグライダーを結成した。当時の芝大輔はボケ担当で同期から声をかけられコンビを組むも長続きせず、お笑いの世界から離れていた時期もあったという。ともしげは相方が作ってくるネタの台本が読めず、趣旨が理解できないまま舞台に上がるので上手くいかず、コンビ仲も悪くなり解散―の繰り返しだった。そこに相方を探していた芝と当時フリーだったともしげは、ライブ関係者の仲介によりコンビを組むこととなる。何よりともしげが嬉しかったのは、自分がセリフを間違えても全く怒らず、芝はそれをネタにして笑いに変えてくれることであった。

『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)で語ったところによると、ともしげが通っていた学校は中高一貫の進学校で毎日勉強ばかりしていたそうだ。高校時代は「“ほんこん、ほんこん”ってイジられてて、すごい泣いてた」と今年1月9日の放送の『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)で明かしていたが、芸人だけでなく「マキバオーに似ている」などといじられ落ち込む日々が続いていた。その様子を見ていた友人から「お笑いがあるよ」、「面白く返せばヒーローになれる」と一緒に芸人にならないかと誘われ、プロダクション人力舎のタレント養成所「スクールJCA」に入学する決心をする。しかし誘ってきた友人が「やっぱり、そんな簡単なものじゃないから」と芸人になることを諦めてしまったため、ともしげは1人で同校に通い始めた。だが在学中に誰一人自分とコンビを組んでくれる人が現れず、1年で卒業できずになんと留年する事態になった。2年目でやっとみつけた相方も途中で養成所を辞めてしまい、ともしげも結局卒業できずにフリーとなりアルバイトをしながら芸人活動を続けることになった。「ダウンタウンのような、かっこいい漫才師になりたい」と夢を諦めず頑張ってはいたものの、コンビを組んでも相方から見放されピンでやっても鳴かず飛ばずと、芝と出会うまで暗澹たる日々が続いていた。

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