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【海外発!Breaking News】生まれた時から一緒だったぬいぐるみを失くした5歳男児、空港の粋な対応で無事再会(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年2月28日 23時30分

【海外発!Breaking News】生まれた時から一緒だったぬいぐるみを失くした5歳男児、空港の粋な対応で無事再会(米)<動画あり>

アメリカの空港がSNSを用いた心温まる対応をして話題を呼んでいる。空港で見つかった忘れ物のぬいぐるみの画像をSNSに投稿するとFacebookやTikTokなどで広く拡散され、持ち主である5歳男児の両親と連絡が取れたのだ。空港はぬいぐるみを引き取りに来るための往復のフライトまで用意し、男児は無事に大切なぬいぐるみと再会することができたという。『Upworthy』などが伝えている。

米テキサス州ダラス在住のデイヴィッド・バーネットさん(David Burnett)は、昨年11月のサンクスギビングデーに親戚のいるウィスコンシン州オコノモウォックに家族で訪れていた。

そして自宅に戻るためウィスコンシン州ミルウォーキーにあるジェネラル・ミッチェル国際空港で帰りの便を待っていた時、息子のエゼキエル・バーネット君(Ezekiel Burnett、5)がお気に入りのテディベアを失くしてしまった。

「エゼキエルはぬいぐるみを何度も宙に投げて遊んでいました。そして高く投げた時、天井の梁にぬいぐるみが引っかかってしまったんです。自力では取れそうになく『ダメだ。もう落ちてこないよ』とエゼキエルに伝えました。エゼキエルは大泣きしていましたね。」

高い場所に引っ掛かってしまったぬいぐるみを取ることは難しく、フライト時間が迫っていたこともありエゼキエル君はぬいぐるみを空港に残して帰ることになってしまった。このぬいぐるみはエゼキエル君が生まれたときにプレゼントしてもらったもので毎晩一緒に眠り、どこへ行くのにも一緒で片時も離れることはなかったそうだ。特別な存在だったぬいぐるみを失ってしまい、エゼキエル君は帰りの飛行機に乗っている間ずっと泣いていたという。



それから数か月が経った今年の1月4日、同空港でエゼキエル君のぬいぐるみがスタッフにより発見されると忘れ物としてインフォメーションセンターに届けられた。このぬいぐるみは胸の部分に赤いハートが縫い付けられており、先天性の心臓欠陥や小児科病院で心臓の手術を行った子どもに与えられるものだった。エゼキエル君には心臓疾患がないが、家族の友人からプレゼントされたそうである。

普通のぬいぐるみではないことを察したスタッフたちは、持ち主を探し出すために動画を撮影して同空港のTwitterに投稿した。すると多くの人が関心を示し、持ち主まで届くようにFacebook、Twitter、TikTokなどで拡散された。

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