【海外発!Breaking News】同僚に違法なシリコンを注入され顔に穴、40代女性医師の悪夢(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年3月4日 6時0分
同僚が行ったフィラー(充填材)注射で人生が狂ってしまったアメリカの女性医師が、長期に及んだこれまでの苦しみを語った。同僚は違法なシリコンを注入しており、女性は顔に異常が現れるまでその事実に全く気付かなかったという。『The Sun』などが伝えている。
アメリカに住む神経科医のジーナ・アンダーソンさん(Gina Anderson)は2013年、40歳の誕生日を記念し、同僚医師の勧めで頬にフィラーの注入を受けた。ちょうど顔の皺が気になり始めた頃で、同僚が施術を申し出てくれたこともあり「少しでも見かけが良くなるなら」と軽い気持ちで治療したのだった。
ところが施術から4年後、ジーナさんの右下頬は大きく隆起し、慢性的な炎症によって腫瘤が生じる「肉芽腫」と診断された。実は同僚が注入したのは違法なシリコンでジーナさんはそれ以降、顔に痛みを感じるようになり、右目の視力の低下にも悩まされた。
ジーナさんは「フィラーに使われたのはレスチレンやジュビダームビスタなどのヒアルロン酸だとばかり思っていたのですが、シリコンだったことが分かりショックを受けました。ただシリコンが注入されたのは右頬だけで、左頬には何が使用されたのかも分かりません。同僚は私のファイルを紛失したと主張したのです」と明かすと、その後の悪夢についてこのように語った。
「最初の手術ではまず、肉芽腫が摘出されました。手術は決して悪くはなかったのですが、その4か月後、シリコンを取り出そうとした医師は肉芽腫が再発していることに気付いたのです。結局シリコンを摘出することはできず、その1か月後には患部がさらに隆起して顔に穴が開いてしまいました。」
「医師はその後、隣接する皮膚を欠損部に移動させて覆う局所皮弁を行いましたが、1年後に再び穴が開き、新たに局所皮弁が必要になりました。しかし肉芽腫はそれから1か月も経たないうちに大きくなり、5度目の手術を受けたのです。」
なおこの5度目の手術はフィラー注入から8年が経った昨年6月のことで、ジーナさんは「顔の痛みで夜眠ることができなくなり、思考力も低下しました。また髪が薄くなり、常に疲れを感じ、仕事に集中できずにクリニックも閉鎖しました。まさに悪夢でした」と当時を振り返る。
そしてジーナさんが藁にもすがる思いで助けを求めたのが、リアリティ番組『BOTCHED(整形手術の光と闇)』のカリスマ形成外科医テリー・ダブロウ氏とポール・ナシフ氏だった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
副鼻腔炎の治療は進歩している(2)新たな治療機器の登場で痛みが少ない手術が可能に
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月11日 9時26分
-
米国で世界初の眼球・顔移植報告 事故でけが、1年定着も視力なし
共同通信 / 2024年9月10日 0時3分
-
【海外発!Breaking News】就寝中の男性の鼻からゴキブリが侵入、気管内に3日留まり口臭や咳(中国)
TechinsightJapan / 2024年9月8日 13時40分
-
【海外発!Breaking News】二重瞼の手術で眼球と目尻を縫い合わされた女性 2年後も続くかすみ目、うつ、脱毛で苦悩(中国)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年8月28日 15時55分
-
【海外発!Breaking News】まるで巨大な桃? 65歳女性の腹部から30キロの腫瘍摘出(カザフスタン)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年8月28日 8時59分
ランキング
-
1テイラー・スウィフトさん、ハリス氏支持表明「私は私の選択した」 SNSで投票呼びかけ
産経ニュース / 2024年9月11日 17時7分
-
2ロシア軍、クルスク州で反撃開始か、「10集落奪還」と主張 ウクライナ軍が越境攻撃
産経ニュース / 2024年9月11日 18時38分
-
3再送-トランプ氏「移民がペット食べている」、討論会で虚偽主張繰り返す
ロイター / 2024年9月11日 16時19分
-
4《韓国では知り合いの写真や卒アルから作成、拡散も》一般人も未成年も被害者となるディープフェイク性犯罪の卑劣さ 元アイコラ職人「タガが外れたなという感じ」
NEWSポストセブン / 2024年9月11日 16時15分
-
5経済、中絶、移民で応酬=「過激」「うそつき」非難合戦―ハリス、トランプ氏初討論会・米大統領選
時事通信 / 2024年9月11日 13時17分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください