【海外発!Breaking News】減量でたるんだお腹の皮膚を切除した女性、ジュクジュクした傷口が開き感染症に(英)
TechinsightJapan / 2022年3月25日 23時32分
英スリーフォードに住む女性は今から6か月前、東欧のクリニックで脂肪吸引とたるんだ皮膚を切除する「腹壁形成術(タミータック手術)」を受けた。しかし帰国してしばらくすると、女性は手術の傷口が開き始めているのに気付き愕然とした。『The Sun』などが伝えている。
14歳、12歳、6歳の3児の母であるエマ・ベストールさん(Emma Bestall、34)は、3人目を出産後に約28.6キロの減量に成功した。しかし大幅な体重減少で腹部の皮膚のたるみが気になり始め、「引き締まった平らな腹部を手に入れたい」と腹壁形成術を受けることに決めた。
エマさんは「3年をかけてリサーチし、東欧にあるクリニックを選択しました。施術代は約56万円(3500ポンド)とこの手術にしては手頃で、コツコツとお金を貯めました」と明かすと、6か月前に受けた手術と悪夢のような術後の経験をこのように語った。
「当日、飛行機を降りた私はそのままクリニックへ直行し、なんと2時間後には手術が開始されました。クリニックではバタバタと急かされているような気分で、麻酔前はかなり神経質になり不安でした。」
「手術後は激痛で目覚め、私は『自分の体に何をしてしまったのだろう』と後悔の念に駆られました。歩くこともトイレに行くこともできず、痛みで目が腫れるほど泣き続け、医師にモルヒネを処方してもらいました。」
「手術後1週間半は手術痕を見るのがどうにも嫌で、包帯を交換してもらう時でさえ傷口を直視することはありませんでした。」
こうしてイギリスに帰国したエマさんは、医師の指示通りに自分で患部を消毒した。しかししばらくすると、包帯からジュクジュクした液体(浸出液)が染み出してきた。
「それまで手術を受けたことはなかったので、浸出液がにじんでいるのを見ても『これが普通なのだろう』と思っていました。でもそれから1週間経つと、今度は傷口が開き始めたのです」と語るエマさん。慌ててリンカンシャーの救急外来に足を運んだのは帰国から10日後で、医師に「患部が酷い感染症を起こしている」と告げられ、そのままノッティンガム・シティ病院に転送されて入院となった。
細菌が繁殖した部位は広範囲で、医師はエマさんの腹部の端から端まで横に大きくメスを入れて患部を洗浄し、切開部位には太腿から皮膚を移植した。そのためエマさんの腹部には、長い横切開の痕が最大6センチ超の厚さで残ってしまった。
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