【海外発!Breaking News】自称「フルーツ外科医」野菜や果物を“患者”に リアルな手術を行う医学生(仏)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年5月12日 6時1分
フランスのある医学生が、野菜や果物を“患者”に見立てて手術をする解説動画をTikTokに投稿し話題を呼んでいる。自らを「フルーツ外科医」と呼ぶこの医学生の手術解説動画は640万回以上も再生されている。彼の“患者”となる野菜や果物には顔が描かれており、シュールにも見えるこれらの動画であるが、その実際の手術さながらの精巧さから医療関係者からも認められ、さらにはこれから手術を受ける患者に安心感を与えると大きな反響を呼んでいる。
『Le Figaro』などが報じたところによると、「フルーツ外科医」を名乗るのはロビン・ゴンセさん(Robin Goncet)というグルノーブル大学6年生の医学生だ。現在25歳のロビンさんは、野菜や果物を使用した外科手術の様子をTikTokに投稿して楽しんでいる。彼はTikTokのアカウントで「fruitrurgien(フルーツ外科医)」と自己紹介をしており、そのフォロワー数は395,000人以上にのぼる。
ロビンさんが「フルーツ外科医」としてTikTokに動画投稿を始めたのは、2020年春の最初のロックダウン時のことであった。フランスでは当時、新型コロナウイルスの蔓延が深刻で自宅から1キロ以上離れた場所への外出は制限されていた。この外出制限は多くのフランス人の生活に悪影響を与えたが、医学生であるロビンさんもそのうちの一人であった。
フランスの上級医学生は3か月間にわたり病院の様々な診療科で働く体験をし、指導を受けるインターンシップに参加することになっている。実はこのロックダウンが発令される前、ロビンさんは手の外科手術の実習を終えたばかりで、小児科のデイホスピタルでのインターンシップが決まっていたが、ロックダウンのため中止となってしまった。
実習の機会を奪われたロビンさんはその後、身近にあった果物を使って縫合手術の練習を開始した。一見奇抜なアイデアのように思われるかもしれないが、意外にも果物や野菜を使って模擬手術を行う外科医は多いのだという。外科医を目指すロビンさんも同じく果物を使った縫合手術が「すぐに恋しくなった」そうだ。さらに直接人と会うことが制限されるロックダウン下で「何かできることはないか?」と考えたロビンさんは、果物を使った縫合手術の様子を動画に収めてTikTokに投稿することにした。このようにして果物を擬人化して手術を行う「フルーツ外科医」は誕生したのであった。
この記事に関連するニュース
-
リンパ浮腫ではどんなタイプのストッキングを選べばいい?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年4月18日 9時26分
-
子宮切開で胎児の難病手術成功と大阪大
共同通信 / 2024年4月15日 17時21分
-
慶應義塾大学病院に「赤ちゃんの頭のかたち外来」が開設 ジャパン・メディカル・カンパニー社製のヘルメットを用いた「赤ちゃんの頭のかたち」矯正治療(ヘルメット治療)が受けられるようになります
PR TIMES / 2024年4月15日 11時45分
-
「ああ、終わったな…」自分の首に検査器を当てて病変発見、がん治療医ががんになってわかったこと
週刊女性PRIME / 2024年4月13日 16時0分
-
がん手術後から両足がむくむ…何か病気があるのでしょうか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年4月11日 9時26分
ランキング
-
1中国軍機、照明弾で豪ヘリ妨害=高度差60メートル、「危険」と抗議
時事通信 / 2024年5月7日 9時36分
-
2プーチン大統領の就任式、日本は出席せず=林官房長官
ロイター / 2024年5月7日 16時44分
-
3アメリカの大学で広がるガザ抗議デモ、社会への不満が根底か…大統領選の争点に
読売新聞 / 2024年5月7日 5時0分
-
4イスラエル軍、ラファ検問所のガザ側掌握と発表 支援の重要拠点
ロイター / 2024年5月7日 17時49分
-
5プーチン大統領、通算5期目の就任式…6年の任期全うならスターリンに匹敵する統治期間に
読売新聞 / 2024年5月7日 18時48分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください