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【海外発!Breaking News】美容院でブリーチした女性、化学熱傷で一生“部分ハゲ”に(英)

TechinsightJapan / 2022年5月13日 23時30分

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今から約1年前、「ブルネットの髪を軽めの色にしたい」と美容院を訪れた女性は、ブリーチ剤で後頭部に化学熱傷を負った。女性はのちに皮膚移植が必要となり、後頭部に部分ハゲが残ってしまった。24歳の女性の悪夢のような経験を『The Sun』などが伝えている。

英ロンドン南部サットンに住むエリー・スウェインさん(Ellie Swain、24)は昨年5月、ウェスト・サセックス州クローリーの「シグネチャーズ・ヘアー・スタジオ(Signatures Hair Studio)」で髪の色素を落として脱色するヘアブリーチの施術を受けた。

ところがブリーチ剤を塗り約10~15分後、エリーさんは頭が燃えるような感覚を覚え、美容師の女性に薬剤を落とすようお願いした。

もともとはブルネットの髪色だったというエリーさんは、当時のことをこのように振り返る。

「あの時はまるで頭全体が燃えているようで、美容師が頭に巻いたプラスチックを取るとオーブンのドアを開けた時のように湯気が立ち上ったのです。染髪時には髪はチリチリで鮮やかな黄色に変わっており、美容師はその髪にさらにカラー剤を塗り、色を変えようとしたのです。」

「それから5分後、私は再び頭が燃えているような痛みに襲われ、洗髪をお願いしたのです。髪はダメージが酷く、美容師は髪にコンディショナーをつけて洗い流し、『明朝、もう一度来て下さい』と言って頭を冷やすアイスパックをくれました。」

こうして翌朝、美容院を訪ねたエリーさんは「髪の痛みが酷いから」と長かった髪を肩の長さまでカットされた。しかしエリーさんの悪夢はさらに続いた。

「3、4日後のことです。ブリーチ剤を塗った頭皮に水ぶくれができ、膿が滲み出ていたのです。病院に行くと『感染症に罹っている』と言われ、抗生剤を処方してもらいました。」

「それから1週間経つと、私の頭部は黒に変色し、ついには感覚がなくなってしまいました。緊急外来で患部をきれいにしてもらいましたが、髪が頭皮にへばりついていただけでなく、私が頭を剃るのを嫌がったため、スタッフは熱傷がいかに深刻なのか気付かなかったようです。」

「そして2日後、今度は頭から流血し髪が抜け始めました。NHS111(電話医療相談)に電話すると、病院へすぐ行くように言われました。」

「病院では頭部を剃られ、後頭部の大部分を占める7×10センチの黒い熱傷があることが分かりました。医師には『感覚がないということは皮膚が壊死しているということ。皮膚移植以外に選択はない』と告げられ、ショックでその場で泣き崩れました。」

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