【海外発!Breaking News】「缶コーラとほぼ同じ大きさだった」体重374グラムで誕生した男性が30歳に(豪)
TechinsightJapan / 2022年7月2日 22時0分
1992年7月、オーストラリアで体重374グラムの男児が誕生した。当時、国内で最も小さな赤ちゃんとして生まれた男児は医師から「生存率は5%」と告げられたという。出生体重が375ミリリットルの缶コーラとほぼ同じだったことから「Coke Can Kid(缶コーラキッド)」と呼ばれていた男児だったが、その後の成長過程は順調で今月3日には30歳の誕生日を迎えた。『ABC』『9News』などが伝えている。
豪クイーンズランド州ハービーベイで暮らすジョナサン・ヒーリーさん(Jonathon Heeley)は1992年7月3日、体重わずか374グラムで誕生した。
当時、オーストラリア国内で最も小さな赤ちゃんとしてブリスベンの「Mater Hospital Brisbane」で生まれた彼は、医師から「生存率は5%」と告げられていたという。
母親のゲイルさん(Gail、66)は出産した時のことをこのように振り返っている。
「妊娠中にエコー検査で成長が十分でないこと、また羊水が少なく危険な状態であることが確認されて、妊娠28週で帝王切開により出産しました。息子の出生体重は375ミリリットルの缶コーラとほぼ同じだったので『Coke Can Kid(缶コーラキッド)』と呼ばれていましたが、実際には息子よりコーラの方が大きかったと思います。」
「脚は私の指と同じくらいの長さで、手は私の爪ほどしかなかったんです。それは健康な赤ちゃんの10分の1ほどの大きさでした。その後、体重が338グラムまで減ってしまい生存の可能性は極めて低いと言われました。ですが当時、新生児科医で大学教授だったデビッド・トゥデホープ氏(David Tudehope)から『ジョナサンと同じ大きさで生まれて生き残った赤ちゃんは世界で5人しかいない。そして彼がそのうちの1人になれないわけがない』と言ってくれたのです。私はその言葉を信じ、希望を持つことができたのです。」
生後6週になるまではジョナサンさんを抱くことができなかったというゲイルさん。メリーバラの自宅に連れて帰ることができたのは生後5か月のことで、退院届には「Future unknown(将来については不明)」と書かれていたそうだ。
「当時は息子が感染症になるのを防ぐため、ベビーカーにシートをかけて人が近寄ったり触ったりしないようにしていました。その後の成長過程はとても順調で、息子はすべてを乗り越えてきました。小柄だったのでサッカーなどには参加させられませんでしたが、協調性を高めるために3歳からダンスを習わせたんです。ジョナサンはそれが大好きになって夢中になりました。」
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