1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】子宮摘出手術を受けた息子の妻のために 56歳女性が代理出産へ(米)

TechinsightJapan / 2022年9月30日 23時30分

【海外発!Breaking News】子宮摘出手術を受けた息子の妻のために 56歳女性が代理出産へ(米)

たくさんの子供を持つことが夢だった息子夫妻のために、アメリカ在住の56歳の女性が代理出産を決意した。6年間にわたる不妊治療の末、2組の双子を授かることができた夫妻だったが、前回の出産時に起きた合併症により妻は子宮摘出を余儀なくされたという。今年2月に行われた胚移植で妊娠が確認された女性は、11月に孫にあたる女児を出産する予定だ。『New York Post』などが伝えている。

米ユタ州で暮らすナンシー・ハウクさん(Nancy Hauck、56)は現在、息子ジェフさん(Jeff、32)とその妻であるカンブリアさん(Cambria、30)の子供を妊娠している。

ナンシーさんは今年11月、ジェフさん夫妻の第5子となる女児を代理出産する予定だ。

ジェフさん夫妻は6年間にわたる不妊治療の末、双子の女児ヴェラちゃん(Vera、3)とアイヴァちゃん(Ayva、3)を授かった。

そして昨年9月には双子の男児ディゼール君(Diseal)とルカ君(Luka)が誕生したが、出産時に合併症を起こしたカンブリアさんは子宮摘出を余儀なくされたという。

たくさんの子供を持つことを希望していた夫妻の夢が絶たれてしまった中、ナンシーさんはその願いを叶えるために代理出産を決意したそうで、当時の心境をこのように明かした。

「息子夫婦は長い間、不妊治療で苦労していました。カンブリアは前回の出産時に合併症を患い、子宮を摘出したのです。彼らには体外受精のための胚が7つ残っていて、それを全部使いたいと話していました。それなのに自分たちの子供はもう抱くことができなくなってしまったのです。そんな時、私は代理出産を申し出るべきだと思ったのです。そのことをジェフに伝えると、驚いて涙を流していました。その時点ではまだ夫のジェイソン(Jason、59)には話していなかったのですが、今では本当によくサポートしてくれています。」

一方のジェフさんは、「長年の不妊治療の経験からその複雑さを知っていた私は、母に代理出産が可能なのかどうか分かりませんでした。それでも母の気持ちはとても嬉しかったのです。家族のためにそこまでしてくれる愛情深い母親がいることに感謝しました」と振り返った。

自身も5人の子を出産したナンシーさんは「代理出産に挑む覚悟はできていた」と言うものの、56歳で実際に妊娠できるかどうか確信が持てずにいたそうだ。だが病院で詳しい検査を受けた結果、医師からは妊娠可能だと判断された。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください