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【海外発!Breaking News】がんを克服した3姉妹 乳房を切除した女性のための水着ブランドを立ち上げる(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年11月3日 5時1分

【海外発!Breaking News】がんを克服した3姉妹 乳房を切除した女性のための水着ブランドを立ち上げる(米)<動画あり>

今年10月、アメリカ在住の3姉妹により設立された水着ブランド「Lime Ricki(ライムリッキ)」から乳房切除手術を受けた女性のための水着が発表された。実際にがんを克服した経験を持つ姉妹がデザインした水着は発売以来、全国の女性から好評を得ているそうだ。この水着のモデルには現在もがんと闘っている4人の女性が選ばれており、売上の一部は「乳がん研究基金(Breast Cancer Research Foundation)」に寄付される予定だという。『Good Morning America』が伝えた。

米ユタ州で暮らすコレット・カリスターさん(Colette Callister、55)は2007年、妹のジェニファー・アンダーソンさん(Jennifer Anderson、53)とニコール・ブルーダラーさん(Nicole Bruderer、50)と共に水着ブランド「Lime Ricki(ライムリッキ)」を設立した。

同州ソルトレイクシティに拠点を置くこのブランドは、すべての女性が自分らしさに自信を持ち快適に過ごせることをコンセプトにどんな体型にもフィットする水着を提供している。

そんな「Lime Ricki」から今年10月、乳がん啓発月間を記念して「Flourish and Bloom」という水着ラインが発表された。

乳房切除手術を受けた女性のために発売されたこの水着には人工乳房用の取り外し可能なブラカップが付いており、手術痕や放射線による皮膚の損傷をカバーできるデザインになっている。

実際にがんを克服した経験を持つニコールさんとジェニファーさんは、多様性を尊重することは同ブランドの核心であり、「Flourish and Bloom」は特に思い入れのある水着だと述べている。

20代で乳がんと診断されたニコールさんは、これまでの闘病生活について次のように振り返った。

「我が家はがん家系で、乳がんなどの発症リスクを高めると言われているBRCA1遺伝子を受け継いでいます。私は21歳で乳がんを罹患し、その後も26歳、29歳と3回がんと闘いました。当時は家族歴があることを知らなかったので本当にショックでした。あれから20年が経ち、健康で丈夫になったことは本当にありがたいことですが、これまで何度も手術を受けてきましたし、がんは私の人生に大きな影響を及ぼしました。」

「『Flourish and Bloom』の水着について、友人や家族など乳がんを経験した人と共有できることがとても嬉しいと感謝の言葉が寄せられています。自分たちの水着が多くの人の手助けになっていることをとても嬉しく思ってます。そして私自身3人の娘を持つ身となった今、乳がん研究に資金を提供することの重要性を感じているところです。」

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