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【海外発!Breaking News】「机に突っ伏したまま動かない」通報を受けて画廊に突入した警察官、その正体に唖然(英)

TechinsightJapan / 2022年12月15日 21時0分

【海外発!Breaking News】「机に突っ伏したまま動かない」通報を受けて画廊に突入した警察官、その正体に唖然(英)

英ロンドン警視庁が「人が机に突っ伏したまま全く動かない」と緊急通報を受けて画廊に突入したところ、その正体が本物そっくりなマネキンだったため唖然とする事態となった。スープに顔を突っ込んだ女性を模倣した同作品は、過去にもアート展に出品した際に救急隊が呼ばれてしまったという。『The Mirror』『UNILAD』などが伝えている。

英ロンドンのレキシントン通りにあるアートギャラリー「ラズ・エンポリアム(Laz Emporium)」に先月25日、警察官2名が急行した。「人が意識を失っているようで動かない」と緊急通報を受けたことから駆けつけたという。

現場に到着した警察官らは、机に突っ伏したまま動かない黄色のパーカーを着た女性の姿を発見し「心臓発作か、楽物の過剰摂取かもしれない」と店内に突入した。

しかし女性を前にして、警察官らは拍子抜けし、呆然とすることとなる。

なんと女性の正体は、梱包用テープと発泡材で作られた約300万円(18,000ポンド)相当の価値があるマネキンだったのだ。

この作品は覆面アーティスト「バンクシー」の元代理人で、同ギャラリーの所有者でもあるスティーブ・ラザリデスさん(Steve Lazarides)の依頼により、米アーティストのマーク・ジェンキンスさん(Mark Jenkins)が制作したものだった。

スティーブさんによると、妹のクリスティーナさん(Kristina)がスープに顔を突っ伏して気を失った際の出来事を記念して作ってもらったそうだ。

スティーブさんの実体験をマークさんがアートとして見事に蘇らせ「クリスティーナ」と題したこの作品は、顔を伏せているゆえによりリアルな人間のようだ。

ロンドン警視庁の広報担当者は、このマネキンを救おうと突入した警察官らの当時の様子をこのように明かしている。

「11月25日午後5時32分、ソーホーのレキシントン通りにあるおしゃれなギャラリーで『意識を失っている人がいる』と通報がありました。」

「通報から20分後に警察官らが現場に到着し、店内に突入したところ、その正体がマネキンであることが判明したのです。」

「ロンドン警視庁は、人々の安全や福祉が脅かされる場合に対応しなければならない“注意義務”を負っています。」

スティーブさんによると当時、店内には従業員のハンナ・ブレークモアさん(Hannah Blakemore)がいたものの、ちょうど警察官らが現れた際に席を外していたそうだ。

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