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【海外発!Breaking News】「まるで小さなライオン」不法輸入で保護されたポメラニアン、珍しい姿は重篤な疾患のせい(独)

TechinsightJapan / 2023年3月27日 22時1分

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このほどドイツで、違法取引によって同国に不法輸入された子犬が関心を集めている。子犬はライオンのようなたてがみを持っており、まるで被り物でもしているように見えた。ところが可愛らしい見た目とは裏腹に、子犬は悲惨な状況に置かれていたようだ。独ニュースポータルサイト『TAG24 NEWS』などが伝えている。

ドイツ、ヘッセン州フランクフルト・アム・マインに拠点を置く動物保護施設「Tierschutzverein Frankfurt und Umgebung von 1841 e.V.」が、国外から不法に輸入されたメスの子犬を保護した。子犬はライオンのような変わった姿をしていたことから、3月に入って多くのメディアが伝えることとなった。

子犬は昨年11月30日に生まれたと見られ、生後3か月で母犬から引き離され、異国の地ドイツへと違法取引のために不法に輸入されたという。子犬は警察に押収された後、同国の狂犬病に対する検疫をクリアしなければならなかった。そして子犬は検疫を終えた後、同動物保護施設が引き取り、“リッサ(Lissa)”と名付けられた。

リッサは犬種がポメラニアンであるにもかかわらず、顔の被毛が剃ったように極端に短く、それ以外は普通のポメラニアンのようにふわふわの長毛で覆われていた。その姿はまるで小さなライオンのようだった。リッサの愛らしい姿は多くの愛犬家の心を虜にしたが、実はこの姿は重篤な疾患によるものだという。

リッサは、頭部にある脳室と呼ばれる空間に脳脊髄液が異常に溜まってしまう「水頭症」が疑われ、彼女のユニークな見た目は、頭蓋骨が内側から圧迫されたことで、被毛に異変が生じたのではないかと見られている。犬の水頭症は主に1歳未満の小型犬に多く見られ、適切な治療を行わなければ死に至ることもある。

リッサは、母犬から引き離された後、適切な治療を受けさせてもらえないままドイツに送られた。そんなリッサは、これまで置かれていた悪環境のせいか、ちょっとした物音にも怯えてしまうとても臆病な性格なのだそう。

現在、リッサの治療はどのように行われるか明らかとなっていないが、犬の水頭症は手術が成功した場合、長期的な予後は良く、手術後10年間通常の生活を送ることができるという。同動物保施設のリッサの担当者は「リッサに穏やかで落ち着いた生活が提供できる、犬の飼育に慣れている愛犬家からのオファーを待っている」と明かしており、今後の治療と共に同施設ではリッサの新しい家族を探している。

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