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【海外発!Breaking News】砂浜の仔犬を巨大ワニが襲う瞬間 背後から迫り一瞬で水中へ(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年5月1日 21時0分

【海外発!Breaking News】砂浜の仔犬を巨大ワニが襲う瞬間 背後から迫り一瞬で水中へ(豪)<動画あり>

オーストラリア北東部クイーンズランド州のケープ岬半島で4月28日、砂浜でくつろいでいた仔犬が巨大ワニに襲われた。当時の衝撃的な動画はSNSでシェアされ、豪ニュースメディア『news.com.au』などが伝えて拡散している。

事故が起きたのは豪クイーンズランド州北部ナプラナムのビーチで、波打ち際でまったりくつろいでいた2匹の飼い犬のうち、1匹が襲われた。

当時の様子を捉えた動画では、水面からゆっくりと上がって来たワニが、2匹のうち小さな体の仔犬の背後に迫り、勢いよくガブリと噛みついている。

背後では男性らの叫び声が聞こえるが、ワニは仔犬に噛みついたまま体を180度回転させ、そのまま凄まじい速さで水中へと姿を消した。

幸いなことに、すぐそばにいたもう1匹は逃げて無事だったが、仔犬は体長5メートルほどの巨大ワニにお尻を向けて座っていて、為す術もなかったようだ。

クイーンズランド州環境科学省は現在、この事故について調査を進めており、特に小さな子供は水辺に近づかないよう呼びかけている。

一方で、襲われた仔犬の飼い主を知っているというジョニナ・サヴォさん(Johnnina Savo)は、ワニが犬に近付くのに気付きながらカメラを回し続け、Facebookに動画を投稿した人物に対して「まずは犬を助けるべきだった」と非難し、「襲われたのはまだワニの怖さを知らない仔犬だったのに…」と肩を落とした。

さらにこの動画を見た人は「飼い主にも責任がある。あの地域の水辺が危険であることを知らないはずがない」「仔犬に危険が迫っているのはかなり前から分かっていたはず。避けられた事故だ」「少なくとも、犬にリードをつけておくべきだった」といったコメントを寄せている。

ちなみにこの仔犬を襲ったのは、河口や海岸に生息するクロコダイル科のイリエワニとみられており、オンライン版『ナショナルジオグラフィック』によると、オスの平均体長は5メートル超、体重は450キロで、体長7メートル超、体重1000キロに達する個体も珍しくないそうだ。

イリエワニが狩りをする時は水辺近くの水面下で待機し、獲物が水を飲みに来るのをじっと待つそうで、水牛、サル、イノシシ、サメなど噛みつけるものなら何でも食べるようだ。そして水面から飛び出す時は強靭な尻尾を使い、獲物に噛みつくと水中に引き込んで溺れるのを待つという。

なおクイーンズランド州では4月21日、ワニが捕らえた獲物を振り回し、真っ二つにひきちぎる瞬間が捉えられたばかりだった。

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