【海外発!Breaking News】一卵性の三つ子全員が産婦人科医に 母親と働き「チームワークは最高!」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2023年5月30日 21時0分
![【海外発!Breaking News】一卵性の三つ子全員が産婦人科医に 母親と働き「チームワークは最高!」(米)<動画あり>](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/japantechinsight/japantechinsight_969974_0-small.jpg)
一卵性の三つ子姉妹で36歳のヴィクトリアさん(Victoria、以下ヴィッキーさん)、サラさん(Sarah)、ジョアンナ・ベデルさん(Joanna Bedell)は、両親と同じキャリアを選択した産婦人科医だ。一卵性の三つ子が自然に誕生する確率は約2億分の1とそれだけでも非常に珍しいが、三姉妹は現在、母ジャネット・ゲルステンさん(Janet Gersten、70)が創設した米フロリダ州マイアミの病院で働いている。米NBCの朝のニュース番組『Today』などが伝えた。
フロリダ州マイアミに住む一卵性の三つ子姉妹、ヴィッキーさん、サラさん、ジョアンナ・ベデルさんは、産婦人科医である母ジャネット・ゲルステンさんと共に「ニュー・エイジ・ウェメンズ・ヘルス(New Age Women’s Health、以下NAWH)」で働いている。
三姉妹が初めて分娩室に入り、出産の様子を目の当たりにしたのは8歳の時で、一緒に買い物をしていたジャネットさんが急なお産で病院に呼び出されたことがきっかけだった。
サラさんは「あの頃はまだ、赤ちゃんがどこから出てくるのかも分かっていなくて、ショックを受けたの。『私たちは今、何を見ているのかしら?』ってね。でも母の仕事ぶりは冷静で、自信に溢れていたわ」と当時のことを振り返る。またジョアンナさんは生々しい出産シーンを見て、恐怖に震えたそうで「今でも3つのことをはっきりと思い出すの」と語ると、このように続けた。
「1つ目は、赤ちゃんの頭があれほど大きいなんて想像もしていなかったこと。2つ目は、あの時初めて失神しそうになったこと。そして3つ目は『産婦人科には絶対になりたくない』ということよ!」
そんな環境で育った3人が医学部進学の決意を固めたのは高校在学中のことで、科学が好きなうえ、両親ともに産婦人科医だったことが大きな決め手になったそうだ。
そして同じ高校を卒業した3人は、揃ってマサチューセッツ州ボストンの大学に進学したが、研修先は3人とも別の州で、当初は同じ職場で働くことは考えていなかったという。
しかし研修医として働き始めたばかりの2013年、父ロバートさん(Robert)が交通事故で急死し、家族が一緒にいることの大切さを考えたそうだ。ロバートさんは3人が小学生の時にジャネットさんと離婚し、マイアミで産婦人科医として活躍していた。
そして2017年、3人は母が経営するNAWHで産婦人科医として働き始め、昨年にはSNSで婦人科のみの経営に切り替えること、ジャネットさんが2000年に設立した臨床研究部にさらに力を入れていくことを明かしていた。
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