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【エンタがビタミン♪】金子ノブアキ、「音楽は母親の胎内、魂の帰る場所」市原隼人と共演で魅せた二人の本物の関係。<ロングインタビュー>

TechinsightJapan / 2014年10月20日 21時55分

■持っている関係性を出すにはいいタイミング
──今回の金子さんの役は情に厚い三枚目でムードメーカーのキャラですが、自身と比べて似ているところはありますか? またこの役に対して苦労した点はありますか?
金子:ちょっと似てると思います、酔っぱらった時とか。テンション的には(笑)。こんな人が友達でいたらいいなって思いながらやりました。

金子:(市原)隼人くんが10代の頃からライブに来てくれてミュージシャンとしてずっと交流があるんです。バンドで(市原が)主演の作品の主題歌をやらせてもらったり、彼はラップをするのでライブに出てもらった事もあります。僕が敵で殺し屋だったらそういうわけにもいかないのだけど、今回は(市原と)相棒という形なので、元々持っている関係性を出していくのにいいタイミングだったと思います。実際、そういう感じを出せると撮影で良かった時も多く、何となく匂い立つ雰囲気が出てくるので、それは意識せずともそのままやろうかなと日々、撮影の中で考えていました。

今月20日の札幌を皮切りに「RIZE」のツアーが始まり、3日から「玉川区役所 OF THE DEAD」のドラマも始まった金子は、ツアーに撮影にと多忙を極める。

■違う刺激がプラス
──以前「役者の仕事を増やしたのは自身のバンド活動の成長のため」とのことでしたが、今もその想いは変わりませんか。
金子:益々そう思います。一つになるというよりは、ミュージシャンと役者それぞれ違う幹が育っているようなものなので、違う枝葉が伸びてきています。昨今の不景気が叫ばれる中、音楽に喜びを見出すということが作り手としてはものすごく難しい時代になっている気がします。僕は両親が音楽家なので一番自然な姿というのは、音楽をやっている時で最終的には魂が帰る場所なのですが、僕も飽きっぽいしそれだけだと頭打ちになっちゃうタイプ。違うことをやることによって、違う刺激をもらえるということはものすごいついてる環境だと思います。

金子:今、どちらも居心地がよくなってきていて、33年の自分の人生でその時は何でこんなことやらなくちゃならないんだということが、ある地点で実を結んだりするので人生っていうのは分からない。音楽やっている時は本当に楽しく、ストレスフリーでそれが伝染するんですね。今回配信で新曲出したらすごく反響が良く、iTunes総合で1位取ったり。時代の流れとあっているやり方に転がりこんでいる気がして、すごく充実しています。何も変える必要がなく、何かこうしなくちゃという具体的なのがない、このままみんなで頑張ればいいよと言われている気がします。

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