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【海外発!Breaking News】3歳息子の殺害を偽の「殺し屋サイト」に依頼した18歳母親が逮捕(米)

TechinsightJapan / 2023年8月1日 5時0分

【海外発!Breaking News】3歳息子の殺害を偽の「殺し屋サイト」に依頼した18歳母親が逮捕(米)

子どもの存在が気に入らない男性とヨリを戻すため、殺し屋を雇って3歳の息子を殺害しようとした疑いで、アメリカ在住の18歳母親が逮捕された。今回のニュースを見た人々からは、母親を非難するコメントが多くあがっている。米ニュースメディア『CNN』などが報じた。

マイアミ・デイド警察の宣誓供述書によると、母親であるジャズミン・パエス(Jazmin Paez、18)は、殺人を防ぐ目的で運営していた偽の殺し屋の依頼サイトに、3歳の息子を殺して欲しいと依頼した。

依頼の理由は、パエスに息子がいることを快く思っていない男性と復縁したいためだったという。サイトで偽名を使用していたパエスは、我が子を遠くに連れて行き、できるだけ早く殺害して欲しいと要求していた。

サイトの所有者であるロバート・イネスさん(Robert Innes)によると、「ヒットマン(殺し屋)」という語が含まれるドメイン名は当初、サイバーセキュリティ会社にするつもりで、ウェブサイトのセキュリティやウェブトラフィックのカウントをチェックするために「ヒット」という言葉を使うという遊び心から考えた宣伝用だったが、会社の方は実現しなかった。その後もイネスさんのウェブサイトには、実際に殺し屋を依頼するメッセージが届いていた。4月には、米空軍州兵がこのウェブサイトを利用して殺し屋になることを申請した容疑で逮捕された。

イネスさんによると、同様の依頼は一日に何百件もあるそうだ。その大半は偽のサイトだと知っての依頼だったが、パエスの依頼は息子の写真や息子がいる正確な場所を情報提供するなど非常に具体的だったため、イネスさんは警察に通報した。

当初、警察はイネスさんの通報を本気にしていなかったが、3回目のイネスさんからの電話で捜査を開始した。そして提供された情報の信憑性を確認した後、パエスがサイトに提供した電話番号に連絡を取ることにした。刑事が雇われた殺し屋のフリをしてパエスとやり取りをしたところ、パエスは依頼内容を確認し、3000ドル(約42万円)を支払うことに同意したという。

そこで警察は偽サイトを通じて入手したパエスのIPアドレスと電話番号を使って追跡したところ、パエスの息子と暮らしていた祖母の家にたどり着いた。祖母は、ウェブサイトに投稿された写真が孫であることを確認し、電話番号は娘のものであることを警察に伝えたという。パエスは5月に引っ越したが、息子とは毎日電話で話していたそうだ。

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