1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【エンタがビタミン♪】櫻井翔「『稲中』がバイブル」が発するジャニーズ事務所退所のシグナル

TechinsightJapan / 2023年9月20日 17時32分

ジャニーズ事務所に所属するタレントのCM契約の今後は、控えめに言って暗澹たる状況だ。サントリーホールディングス社長の新浪剛史氏は、自身が代表幹事を務める経済同友会の12日の定例記者会見で、「真摯に反省しているのか大いに疑問だ」とジャニーズ事務所の姿勢について事実上明確な「NO」を突きつけた。19日に行われた経団連の会見では、十倉雅和会長(住友化学株式会社代表取締役会長)が、故ジャニー喜多川氏による性加害を「児童虐待、犯罪行為」と断罪している。

ジャニーズ事務所からの「タレント流出」も加速度を増している。2022年10月にはジャニーズアイランド社長を務めていた滝沢秀明氏が退所し、2023年3月に新会社「TOBE」を設立した。2023年にはKing & Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が5月22日をもってグループを脱退。岸は9月30日をもってジャニーズ事務所を退所する予定だ。V6の三宅健が5月2日をもって事務所を退所すれば、5月25日にはジャニーズJr.内の7人組ユニット・IMPACTorsが「卒業」、Kis-My-Ft2の北山宏光は8月をもってグループを卒業および事務所を退所した。しかも平野紫耀、神宮寺勇太、IMPACTors(IMP.に改名)、三宅健、北山宏光、さらに元ジャニーズJr.の大東立樹が「TOBE」に合流して所属アーティストとして活動している。それぞれ退所した理由は不明とされてはいるが、ジャニーズ事務所に見切りをつけ、藤島ジュリー景子氏に「三下り半」を突きつけたことは想像に難くない。

では、櫻井翔はどうか? 現在のところ櫻井がCM出演しているアフラック生命保険は、ジャニーズ事務所との広告契約を終了する意向を打ち出しながら、今後は「櫻井個人」との契約に変更することを検討しているという。

事ここまで至れば、櫻井翔にとって「ジャニーズ事務所」という看板は、足枷、背負わされる十字架でしかないのだ。櫻井翔がジャニーズ事務所からの「脱出」を考えているであろうことは当然の成り行きだ。すでに決断はなされ、あとはタイミングを待っているだけと考えるほうが自然である。

こうして腹をくくったであろう櫻井が、ジャニーズ事務所の不文律に反旗を翻すことになんら不思議はない。

ここで前述の、櫻井の「バイブル」について思い出して欲しい。以前から『稲中』について語ったことはあった櫻井だが、ここにきて迷いなく番組スタッフをも巻き込んで、下ネタ満載のこの作品を「何回読んだことか」と公言し、自分にとっての「バイブル」=「権威ある価値の高い書物」だと自らの冠番組で語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください