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【海外発!Breaking News】ネズミに50か所以上噛まれた生後6か月の男児、手指先を食いちぎられる重傷(米)

TechinsightJapan / 2023年9月24日 5時0分

【海外発!Breaking News】ネズミに50か所以上噛まれた生後6か月の男児、手指先を食いちぎられる重傷(米)

米インディアナ州エバンズビルで今月13日、就寝中の男児(生後6か月)がネズミに身体の50か所以上を噛まれる重傷を負った。この事故で地元警察は20日、男児の両親と叔母(母の姉妹)の3人を育児放棄などの罪で逮捕した。同州インディアナポリスのテレビ局『WRTV』などが伝えている。

インディアナ州のエバンズビル警察署は20日、デイヴィッド・シャナバーム(David Schonabaum)と妻エンジェル(Angel)、エンジェルの姉妹デレイナ・サーマン(Delaina Thurman)の3人を育児放棄などの罪で逮捕した。

逮捕のきっかけは13日、デイヴィッドから「朝目覚めると、バシネット(新生児用かご型ベッド)に寝ていた生後6か月の息子が血まみれになっていた」と通報を受けたことで、現場に駆けつけた警察官はあまりの光景に目を疑ったという。

エバンズビルの一軒家には、男児の3歳と6歳のきょうだい、叔母デレイナと2人の子(2歳と5歳)も一緒に住んでいたそうで、警察は「家の中はゴミで溢れて雑然とし、ネズミの糞が散らばっていた」と当時の状況を語っている。

地元メディアが入手した宣誓供述書によると、男児は額、頬、鼻、太腿、足、腕、手指、足指など50か所以上をネズミに噛まれており、右肘から下に噛み傷が集中していたようだ。特に右手指の損傷は酷く、5本とも先端が食いちぎられて骨が露出し、人差し指と小指にいたっては半分以上がなくなっていたという。

さらに大量に出血し危険な状態で、自宅からセイント・ヴィンセント病院に搬送された後、ヘリコプターでインディアナポリスのライリー小児病院に向かい、輸血を受けていた。

デイヴィッドによると、ネズミの問題は今年3月から続いていて、一度は駆除業者に来てもらったものの状況は改善しなかったそうだ。



それどころか、一晩でネズミ捕りにネズミ4匹がかかることもあったようで、年長の子供たち2人が今月1日、学校の教師に「寝ている間にネズミに足指を噛まれた」と訴えていたことも明らかになった。

そうして心配してやって来た同州児童サービス局(以下、DCS)のスタッフに対し、デレイナは「ベッドフレームにぶつかってできた傷である可能性が高く、ネズミによるものではない」と主張したそうで、それから2週間も経たないうちに今回の件が起きたのだった。

一方でDCSは、夫婦がこれまでも度々問題を起していたことを指摘しており、昨年12月には子供たちのうち1人が夫婦の監視不行き届きにより怪我をしていたという。また今年6月には、デイヴィッドが子供たちに虐待していた疑いがあったことも明らかにし、「4月から週2回、スタッフを派遣していた。最後の訪問は今月9日だった」と話している。

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