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【海外発!Breaking News】厚い胸板、太い腕で“ベビー・ハルク”と呼ばれる女児は「奇跡の子!」(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年9月28日 5時2分

【海外発!Breaking News】厚い胸板、太い腕で“ベビー・ハルク”と呼ばれる女児は「奇跡の子!」(米)<動画あり>

妊娠中の超音波検査で「生まれても泣くことはないだろう」と言われた女児が今月、生後9か月を迎えた。女児はマーベル・コミックに登場する架空のスーパーヒーロー“超人ハルク”のような厚い胸板と太い腕を持って誕生しており、母親が先月、娘の病気をSNSで公開したところ大きな反響があった。母親が「奇跡の子」と語る女児のストーリーを、英ニュースメディア『The Sun』などが伝えている。

米ケンタッキー州キャンベルズビルに住むチェルシー・ミルビーさん(Chelsey Milby、33)は昨年11月、妊娠33週の時に帝王切開で三女アルマーニちゃん(Armani)を出産した。

チェルシーさんは出産前、「三つ子なの?」と言われるほど大きなお腹を抱えていたそうで、体重5.44キロ(12ポンド)で誕生し、“超人ハルク”のような厚い胸板と太い腕を持って生まれた娘を“ベビー・ハルク”または“ミニ・ハルク”と呼んでいるという。

実はチェルシーさん、地元の病院で妊娠17週の時に受けた超音波検査で胎児の異常を指摘され、自宅から約160キロ離れたオハイオ州シンシナティーの病院で、胎児が「リンパ管腫(リンパ管奇形)」であると診断を受けていた。これは身体に良性の腫瘤(コブ)を形成する病気で、腫瘤は大小様々なリンパの袋(嚢胞)が寄り集まってできたものだという。

そして医師には、胎児の心臓の周りに液体が溜まっている可能性などを告げられ、「この子が生存できる確率は0%。誕生しても泣くことはないだろう」と言われたそうで、当時のことをこのように振り返る。

「病名は今まで聞いたこともなく、ネットで実際の患者の写真を見た時は心が苦しかったわ。そして『なぜこんなことになったのか。何が起きたのか』と心を痛め、毎日泣いていたの。中絶も勧められたけど、夫のブレーク(Blake)と『中絶はしない』と決めていてね。それよりも『赤ちゃんが誕生後、何をしてあげられるか』ということを知りたいと思っていたの。」

しかしながら妊娠中はつらい日々が続き、チェルシーさんは眠ることができなくなり、体重が90.7キロ(200ポンド)に達すると身体が悲鳴を上げ始めた。呼吸が楽にできなくなり、妊娠33週で帝王切開による出産となった。

ところが手術が始まるやいなや、チェルシーさんはパニック発作を起こして泣き叫んでいたそうで、カオスの中でアルマーニちゃんが誕生したのだった。

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