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【海外発!Breaking News】体重298キロ超の33歳男性 オムツをつけ、立つこともできず母親が介護(英)

TechinsightJapan / 2023年10月18日 21時2分

【海外発!Breaking News】体重298キロ超の33歳男性 オムツをつけ、立つこともできず母親が介護(英)

イギリス南部に住むジェイソン・ホルトンさん(Jason Holton、33)は現在、体重が298キロを超えている。自身の足で立つことができないことからオムツをつけて母親のケアを受けており、注射で投与する肥満症治療薬に最後の望みをかけているという。「イギリスで最も体重が重い」と言われる男性のニュースを、英ネットメディア『The Sun』などが伝えた。

英ハンプシャー州に住むジェイソン・ホルトンさんは今年1月、救急車で病院に搬送された。身体がパンパンにむくんでしまい「このままでは死んでしまう」と恐怖を感じたからで、医師らは血栓と臓器不全を疑い「この状態でよく生きていた」と驚愕したという。

ジェイソンさんは、当時のことをこのように振り返っている。

「医師は血栓を疑いながらも、それがどこなのか突き止めることができなくてね。心臓が損傷を受け、ペースメーカーが必要なのではないかと考えていた。」

「それで彼らはロンドン動物園に私を送ることまで話し合っていたよ。シマウマのような大きな動物用の機械なら、私の心臓や肺も調べることができるから…とね。でも結局はコストの問題で実現しなかったようだけど。」

こうしてジェイソンさんは、ロンドン郊外のイースト・サリー病院に2か月間入院し、容体は安定したものの気持ちが晴れることはなかった。今もうつ状態が続き、毎晩泣きながら眠りにつくそうで、「最後に歩いたのはいつなのか、思い出すこともできない」と明かしている。またここ6か月間は平屋から一度も外出しておらず、コンピュータゲームをして、音楽を聴く生活を続けているという。



一方で肉体的な影響も大きく、心臓を拍動させ血圧を安定させるための大量の薬が必要で、股間や脚にできたリンパ浮腫にも苦しんでいる。そして睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群のため、夜は専用のマスクの装着が必要だという。



ジェイソンさんがここまで太ってしまった理由について、唯一の話し相手であり、介護者である50代の母レイサさん(Leisa)はこのように語っている。

「息子が3歳の時、当時21歳だった父を交通事故で亡くしているの。私は息子に対して甘いから、彼が生きていたら今とは違っていたでしょうね。息子が肥満になった時、私がいくら『食事に気をつけるように』と言っても、腹を立てるだけだった。そうやっていつも自分が思うように生きてきて、私の言うことに聞く耳を持たなかったの。」

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