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静岡県、グジャラート州と友好協定を締結(インド、静岡)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月26日 13時50分

静岡県の鈴木康友知事や県議会議員、県内の経済関係者からなる訪問団は1224日、インド西部のグジャラート(GJ)州の州都ガンディナガルでブペンドラ・パテルGJ州首相と面会し、静岡県とGJ州の友好協定を締結した。協定には、経済や教育、観光などさまざまな分野において協力と交流を進めることや、交流事業を促進することなどが盛り込まれた。

GJ州が日本の地方自治体と協定を締結するのは、2016年に締結された兵庫県との相互協力に関する覚書に続き2例目だ。今回の協定の締結により、経済交流の活発化や特に静岡県企業のGJ州への進出のさらなる加速が期待される。

また、静岡県は、グジャラート大学とも経済産業分野の協力に関する覚書を締結した。IT人材の獲得や、有望なスタートアップの誘致なども見据える。グジャラート大学は、1949年に設立されたGJ州で最大最古の州立大学で、同大学内にあるインキュベーション施設ではアーリーステージのスタートアップ企業を中心に支援を行っている。

浜松市も同日、GJ州の最大都市であるアーメダバード市と幅広い分野で連携促進を図ることを確認し、中野祐介市長がプラティバベン・ジャイン市長に協力を求める書簡を手渡した。両市は2025年度に友好協定を締結することを目標に、人材、文化などの面で交流を開始するという。

1224日夜にはアーメダバード市内のホテルで、鈴木知事の主催によりネットワーク構築会が開催され、76人の日本からの訪問団に加え、ASTIインディア、エムエー・エクストルージョン・インディア、村上マニュファクチュアリング・インディアなど静岡県に本社を置く現地進出日系企業、GJ州政府などインド側機関の関係者らが出席した。

GJ州では現在、浜松市に本社を置くスズキ傘下のスズキ・モーター・グジャラート(SMG)が四輪車の生産を行っているほか、20241月にはマルチ・スズキがインド国内の5カ所目となる新工場を同州に建設する計画を発表している(2024年1月16日記事参照)。

写真 ネットワーク構築会の様子(ジェトロ撮影)

ネットワーク構築会の様子(ジェトロ撮影)

(飯田覚)

(インド、静岡)

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