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イオンの新業態スーパー、ホーチミン1号店を開業、ベトナム国内3店舗目(ベトナム)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月25日 0時20分

イオンベトナムは4月2日、ホーチミン市7区にある商業施設「クレセントモール」内に、都市型スーパーマーケット「イオン・グエンバンリン」をオープンした。同社のスーパー・スーパーマーケット(SSM)の業態として、ホーチミン市内への出店は今回が初めてだ。同国内では、2022年にハノイ市で国内初となる同社SSM「イオン・ザ・ナイン」、2023年にはビンズオン省に南部1号店の「イオン・ビンズオンニューシティ」をそれぞれ開業していた。

「イオン・グエンバンリン」の敷地面積は5,000平方メートルで、その中に総合スーパー(面積2,000平方メートル)とすしや刺し身などの日本食、ベトナムや韓国などの各国料理を取りそろえた200席収容のフードコード(同1,200平方メートル)などを有する。また、総菜の対面販売コーナーでは、購入を決める前に商品を試食することができる。

フードコートでは、顧客の利便性とスピード提供のため、大型タッチパネルによるセルフオーダーシステムを導入した。イオンのオンラインショップで注文した場合、「イオン・グエンバンリン」から5キロ圏内ならば、注文後1時間以内での発送や希望時間枠での配送サービスも提供する。

これまでイオンベトナムは、ホーチミン市内でモール型ショッピングセンターの業態として、中心部から約10キロ(車で約40分)にある「イオンモール・ビンタン」「イオンモール・タンフーセラドン」を展開してきた。それらに加えて、市内中心部から車で約20分のところに5,000平方メートル規模の大型スーパー単体を開業することで、近隣の住民をはじめ、多くの来訪客の取り込みが期待される。

イオンベトナムのプレスリリースで、同社の古澤康之社長は「イオンベトナムは、2024年は従来と異なる立地、業態、規模感の店舗開業を計画している。また、自社のショッピングモール内だけでなく、他のショッピングセンターにも展開していく」と述べた。同社は、2024年末までに中部地域初のイオンモールをトゥアティエン・フエ省に開業するほか、2つの総合スーパー(GMS)、スーパーマーケットをオープンする予定だ。

(新田和葉)

(ベトナム)

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