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3度目の住宅エコポイント、リフォームがお得に

JIJICO / 2015年2月18日 15時0分

3度目の住宅エコポイント、リフォームがお得に

3度目の住宅エコポイント、リフォームがお得に

住宅エコポイント、3度目の登場

1月下旬の国会審議において、補正予算が成立。その政策の1つとして注目されるのが「省エネ住宅ポイント制度」です。住宅ポイント制度としては3度目の登場です。1度目は2010年3月~2011年7月まで、2度目は2012年1月~7月まででした。

まずは今回のポイント制度の概要を見ていきましょう。

住宅エコポイントの対象と発行ポイントは?

Q1:対象となるのは?
1、エコ住宅の新築(賃貸住宅を除く)
工事請負契約は平成26年12月27日以降、平成28年3月31日まで。
建築着工・工事着手が平成26年12月27日から平成28年3月31日まで。

2、完成済み新築エコ住宅の購入
平成26年12月26日までに検査済証発行。平成27年2月3日以降に売買契約を締結。

3、エコリフォーム
「1」と同じ。

Q2:発行ポイントは?※1ポイント(以下、P)あたり1円
1、エコ住宅の新築:30万P

2、完成済み新築エコ住宅の購入:30万P

3、エコリフォーム:内容に応じて異なり最大30万P、耐震改修は別途15万P
・(a)窓の断熱改修:大きさに応じて3,000~20,000 P
・(b)外壁・屋根・天井・床の断熱改修:部位に応じて30,000~120,000 P
・(c)設備エコ改修工事(太陽熱利用システム、高断熱浴槽、節水型トイレ、高効率給湯器、節温水栓の5つのうち3種類以上):設備の種類に応じて3,000~24,000 P
・(d)上記(a)~(c)と合わせて行う以下の工事
バリアフリー改修:改修箇所に応じて6,000~30,000 P※60,000 Pを限度
エコ住宅設備の設置(3種類未満):設備の種類に応じて3,000~24,000 P
リフォーム瑕疵保険加入:1契約につき11,000 P
耐震改修:1戸あたり150,000 P
既存住宅購入加算:上記ポイントと同様※最大100,000 P

Q3:ポイント交換対象は?
・省エネ・環境配慮商品など
・地域振興に資するもの(地域産品・地域商品券、復興支援)
・全国で使える商品券、プリペイドカード
・環境寄附・復興寄附
・エコ住宅の新築・エコリフォームを行う工事施行者が追加的に実施する工事(即時交換)

手頃・手軽なリフォームにも使い勝手の良い制度

中古住宅購入後、3か月以内にエコリフォーム対象工事などの請負契約を締結すると最大10万Pが付与されます。「もともと中古住宅を購入しようと考えていた」「新築と比べて安く購入できる分、省エネなどのリフォームを検討していた」という人にとっては朗報でしょう。

また、従来のリフォームによる住宅ポイントは、「窓の断熱改修」「外壁・屋根・天井・床の断熱改修」のいずれかが必須であり、比較的、高額で大がかりな工事が対象となっていました。しかし、今回は5つの住宅設備のうち3種類以上を設置する場合も対象となります。今回の住宅エコポイントは、手頃・手軽なリフォームを組み合わせて実施することを検討している人にとっても、使い勝手の良い制度と言えるでしょう。

今回のポイント制度を契機にリフォームを検討する人もいるかもしれませんが、カードのマイルやポイントと同様、住宅エコポイントはあくまでも「おまけ」。コストと効果面から検討し、必要かつ優先順位の高いリフォームを実施して、水道光熱費などの節約と生活の快適化の実現につなげていきましょう。

(益山 真一/ファイナンシャルプランナー)

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