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年齢別!ビジネススーツの適正金額を探る

JIJICO / 2015年11月22日 10時0分

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年齢別!ビジネススーツの適正金額を探る

年齢によって適切なスーツの金額とは

ビジネスパーソンの制服とでもいうべきビジネススーツ。ビジネススーツには、仕事スイッチをオンにするだけでなく、自分のイメージを瞬時に周囲に知らしめる効果があります。

それだけにビジネスの環境、年齢、地位などに応じて、自分が打ち出したいイメージや周囲が求めるイメージを表現するビジネススーツ選びが重要です。そこで、それぞれの年齢で求められるイメージと目安となる金額を見ていきましょう。

年齢別、求められるイメージとスーツ選びのポイント

■機動力の20代(3~5万円)
20代は、社会人としてデビューし社会性を身に付ける時期です。上司の指示に従い即座に動ける腰の軽さ、素直さ、謙虚さが求められます。良いものを長く着るよりも、悪くなったらすぐに買い替えられる程度の価格を優先させましょう。

■行動力の30代(5万円~8万円)
若手とはいえ、徐々に責任ある仕事へと移行していく時期です。20代とは一線を画した落ち着きが求められます。ビジネスシーンにおけるドレスコードを遵守し、悪目立ちしない着方を意識しましょう。

■判断力の40代(8万円~10万円)
一般社員としての動きだけでなく、管理者としての役割が加わる時期です。冷静な判断力、指導力、信頼感が求められるため、その資質を見た目でもアピールできる良質なビジネススーツが必要です。10万円の予算であれば、オーダースーツという選択肢もあります。

■管理力の50代(10万円~)
管理者として責任を担うことが主な役割になる時期です。責任感、重厚感、品格が求められます。地位に見合ったビジネススーツの着用をお勧めします。また、体型の変化も伴う時期ですので、40代同様オーダースーツも良いでしょう。

安いスーツを良く見せる、「生地」と「サイズ」

従来に比べ、量販店のスーツが進化しています。安価であっても、いわゆる「オジサン風」ではなく、十分にスタイリッシュなビジネススーツが並んでいます。量販店での最多価格帯は3~5万円。このラインのビジネススーツを購入する際には、「生地」と「サイズ」の2点に気を付けましょう。

「生地」は、ぺらぺらしている、光っている、紙のような手触りのものは避けましょう。ある程度の厚みがあり、手触りが柔らかい生地は、着用した際に立体的な落ち感があり、安さを感じさせません。また、一般的に薄い色よりも濃い色のほうが落ち着きます。次に「サイズ」です。「サイズ」は、徹底的にフィットさせることが重要です。年齢が上の方は実際のサイズよりも大きめを着たがり、若い方は小さめを着たがる傾向にあります。しかし、どちらも間違いです。自分の体型にフィットするものこそが、機能性・見た目を満足させるのです。

周囲に良い印象を与えるスーツ選びを

最も重視するべきは、ジャケットの肩です。まずは、肩がきっちりと合っていることを確認しましょう。パンツのポイントは、パンツ丈です。靴を履いた状態での長さをチェックします。その他の箇所についても、細かくチェックし、必要であればサイズ直しをしましょう。

以前、買い物に同行したクライアントから、「ここまで丁寧にサイズを調整するのですね」と驚かれたことがありますが、丁寧で妥協しないサイズ調整こそが、スーツを着こなすポイントです。ビジネスシーンにおける服装は、お洒落ではなく身だしなみです。ビジネススーツのルールをしっかりと踏まえ、周囲に良い印象を与えることができるビジネススーツを選んで下さい。

(城戸 景子/イメージコンサルタント・マナー講師)

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