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TBSの元人気アナ、幼い頃から否定されてきた母の“本音”を聞いて「本当に良かった」と思った理由

女子SPA! / 2024年3月16日 8時46分

これは本当に難しくて、それこそ娘に真実告知をしているときも、自然な日常の中で当たり前のことのように伝えようと思うのですが、普段やっていないと自分の気持ちをそのまま相手に伝えることってなかなか難しいんですよね。 両親との対話は、そもそもほとんど機会がなかったので、それを作り出そうとするためには、結構なエネルギーが必要でした。

でも、対話をして本当に良かったです。これからも継続していきたいですす。なるほど、こういうふうに誤解が解けていったり、 お互いが分かり合えていくんだな、こうでもしなかったら勝手に自分の中で“親ってこういう人”という偏ったイメージ持ったままで付き合い続けていただろうなって、毎回発見があります。

◆自分に対して否定的だった母が口にした“本音”

――お母さんが言っていた「わたし、褒められて育ってこなかった」は本音と言いますか、なかなか自分の親から聞ける言葉ではないなと思いました。そのことで、お母さんへの理解は深まったわけですね?

久保田:母は否定的な態度が多かったんですね。わたしが何かを一生懸命やろうと思っても、それをなぜか応援してくれない。どうしてなのかなとずっと思っていたんです。でも、母も親から褒められたことがなく、ダメだって言われて育っていた。その環境の中で、母は悪い方、悪い方を想定して、自分を守っていたんだなと思ったんですよ、話をしていて。

そう考えると、母もわたしに能力がないと思って否定していたわけではなく、わたしを守るために一生懸命やってくれていたんだなって思えたんです。それがわたしにとって良かったかどうかは置いておいて、それはそれでひとつの愛情で、母にとっての合理性だったんだなと思いました。

――お母さんなりの考えがわかって、気持ち的に救われたんですね。

久保田:わたしもよかれと思って娘に対してやっていても、娘は理解できなくて、反発を招くことはあると思うんですよね。なので、その都度なぜ私はこうしたほうがいいと感じているのか理由を話して、娘はなぜそう思わないのかも聞いていくことが、きっと大切だろうなと思います。そんなふうになんでもフラットに言い合える関係性でありたいなと思います。

◆娘を迎えたのは「家族全体がスタートラインに揃ってから」

――血の繋がらない子どもを迎えるにあたり、旦那さんやご両親とは、どういうお話をされたのでしょうか?

久保田:夫はパートナーとしてわたしにないものをたくさん持っていて、わたしが変わるきっかけを与えてくれた人なんです。子どもについても、私が子どもができにくいということで、一緒に考えていこうと言ってくれました。そういう意味で夫と出会って本当に良かったと思っています。

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