1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

鼻の変形でブリーダーに「売れない」と言われた子猫。懸命に生きる“現在の姿”に感動

女子SPA! / 2024年5月27日 15時46分

写真

【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.143】

 息子と重なり、この子を迎え入れたいと思った――。愛猫ティファちゃんとの出会いを、そう振り返るのは飼い主のMIZUHOさん(@tiffaminto)。

 ティファちゃんは、ブリーダー出身。他の子とは少し鼻の穴の形が違うという理由から、命を軽視された過去があります。

◆「口唇裂」を持つ息子と重なった1匹の保護猫

 当時、4匹の猫と暮らしていたMIZUHOさん。ある日、たまたまネットの里親募集サイトを見ていたところ、ティファちゃんに心奪われました。

 ティファちゃんは生まれつき、右鼻の穴が上に引っ張られたような形。ブリーダーは、「商品として売れない」と判断しました。

 その後、ティファちゃんは生後1ヶ月ほどで、子どもを産めなくなった子や引退猫など、ブリーダーからのレスキューを専門に行っている保護主さんに引き取られたそう。

◆ティファちゃんに強く惹かれた理由

 MIZUHOさんがティファちゃんに強く惹かれたのは、先天的に唇が割れた状態である「口唇裂」を持つ息子さんの姿が重なったからでした。

「息子は唇が切れている他に、右鼻が少し下がっています。唇は生後5ヶ月で手術しましたが、鼻の手術は成長が止まるまでできないとのことで、行えませんでした。本人が大人になって、『このまま生きて行く』と決めたので、鼻はそのままです」

 MIZUHOさんは息子さんのことや、自分が里親希望者になった理由を保護主さんに吐露。ティファちゃんにはMIZUHOさんを含め、3人の里親希望者が現れていましMIZUHOさんに正式に譲渡されることになりました。

 保護主さんはMIZUHOさんが伝えた想いに心打たれ、命のバトンを手渡してくれたのです。

◆キャリーケース嫌いで食いしん坊な愛猫との暮らし

 もともと明るい性格のティファちゃんは、お迎え当初も人見知りせず。おうちでは、4匹のお兄ちゃん猫たちにやや圧倒されながらも、仲良くなろうと積極的に奮闘してくれました。

 賑やかな生活の中、ティファちゃんは徐々に馴染んでいき、様々な姿を見せてくれるように。一緒に暮らす中でMIZUHOさんは、ティファちゃんがうんちを漏らしてしまうほどキャリーケースを苦手に思っていることを知りました。

 そして、もうひとつMIZUHOさんを驚かせたのが、ティファちゃんが見せた食への情熱。どうやら、ティファちゃんは1日中、猫用おやつの「ちゅ~る」やご飯のことを考えているそう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください