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高橋一生と電撃結婚の飯豊まりえ、生の舞台で全身から発していたパワーとは?渡辺謙と結婚前の女優も同じものが

女子SPA! / 2024年5月21日 8時44分

◆渡辺謙との結婚直前の南果歩も舞台で得体のしれないパワーが

最高のパートナーを得たばかりの俳優は、自信や幸福感を全身から発してしまうものなのだ。というのは、以前、同じくPARCO劇場で、舞台に立った南果歩に同じ想いを感じたことがあるのだ。

原田美枝子とのW 主演作『メアリー・スチュアート』(05年)で、南の演技に得体のしれないパワーを感じて圧倒された直後、渡辺謙との結婚が発表された。アドレナリン的な幸せオーラは正直だというのが筆者の自論である。俳優同士で、しかも相手が演技巧者である場合、俳優としても刺激になって才能が燃え盛る気もするのだ。

ともあれ。飯豊まりえは数年前、朝ドラこと連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK  22年度前期)では、ヒロイン(黒島結菜)の相手役(宮沢氷魚)の恋人役というポジションだった。

ヒロインの登場により身を引くことになる気の毒な役ながら、聡明で気配りのある役だったため、主人公と相手役が結ばれる幸福よりも、飯豊演じる振られた恋人に視聴者の多くは同情し応援し、彼女が報われることを望んだ。ドラマと現実を混ぜてはいけないとはいえ、飯豊まりえが最高のパートナーと出会えてほんとうに良かったなと心から思う。

◆結婚記念に『岸辺露伴』シリーズ最高傑作を

目下、気になるのは『岸辺露伴』シリーズの今後。まだ続くであろうと期待されているが、夫婦共演は歓迎されることもあれば現実が透けて見えすぎるというデリケートな案件ではある。

例えば『逃げ恥』(『逃げるは恥だが役に立つ』)の星野源と新垣結衣はスペシャルドラマが放送された数カ月後に結婚を発表し、その後『逃げ恥』は制作されていない。ちなみに星野と新垣も5月に結婚発表をしていた(3年前の21年5月19日だった)。

高橋と飯豊には、できれば結婚記念にシリーズ最高傑作を見せてほしい。

<文/木俣冬>

【木俣冬】
フリーライター。ドラマ、映画、演劇などエンタメ作品に関するルポルタージュ、インタビュー、レビューなどを執筆。ノベライズも手がける。『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』など著書多数、蜷川幸雄『身体的物語論』の企画構成など。Twitter:@kamitonami

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