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佐藤寛太、先輩・町田啓太が“めちゃくちゃ好き”な漫画の実写化主演を報告!返ってきたストレートな言葉とは?

女子SPA! / 2024年6月3日 15時46分

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2015年1月の劇団EXILE正式加入から、10年目になる佐藤寛太さん(27歳)にインタビュー。

昨年公開された『正欲』では、これまでと全く違った顔を見せて強い印象を残しました。現在は、『くれなずめ』『ちょっと思い出しただけ』の松居大悟監督が10年以上温め続けてきた、渾身のファンタジーラブストーリー『不死身ラヴァーズ』に出演しました。

佐藤さんの俳優としての経験から感じる「好きになること」の強さや、劇団EXILE10年目の心境を聞きました。

◆好きになるには自分をだますことも必要

――『不死身ラヴァーズ』では、主人公・りの(見上愛)の前から、両思いになった瞬間に姿を消し、別人となって何度も現れる運命の人・じゅんを演じています。チラシには「好きは無敵」とありますが、「好き」のパワーを佐藤さん個人は普段、どう感じていますか?

佐藤寛太さん(以下、佐藤)「たとえば役作りで、ピアノを演奏する役やバイオリンを演奏する役があるとします。もしくは陸上選手やラグビー選手。そうしたとき、最初にするのって、その楽器や競技を知ることなんですけど、必要なのは好きになることだと思うんです。ボイトレとか練習といった技術的なことよりも“好きになること”が一番大事。

なぜかというと、好きになったら誰に言われなくても毎日やる。だから僕は、何よりとにかく好きになることからはじめて、学ぶことに移動したほうが、結局は最後の伸びが大きいと、今までの経験を通して思っています。好きになったらラクだし」

――ラク?

佐藤「そうやって“自分を騙(だま)していく”ってことでもあると思います。ピアノをかっこよく弾けないし、どうやって好きになっていいのか分からないとなったら、“あの映画の中で誰々が弾いていたあれがかっこよかった”とか。何か糸口を探して好きになっていく。

ひとめぼれもありますけどね。この仕事も、自分、ひとめぼれだし」

◆10年で悔しさに変化も

――劇団EXILE正式加入から10年目ですが、ひとめぼれの気持ちは持続していますか?

佐藤「波はありますよ。ポンってなんか疲れたなと思う瞬間もあるし。でもやっぱりこの仕事で食べていけてるってのは大きくて、本を読むにも映画を観るにも、新しい人と会って話をするにも、結局、これはどうお芝居につながるかなというベースで考える。この10年ぐらいはずっとそうなってます」

――役者としての意識に、何か変化はありますか?

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