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そのまま入れたら食中毒のキケンも。夏場のお弁当作りで“絶対に取り除くべきもの”

女子SPA! / 2024年6月13日 8時46分

 そしてここからがもっと重要な話。注意すべきは、ミニトマトだけではないのです。

※参照…ねりま食品衛生だより第73号

◆生食用のヘタ付き果物も要注意!

 ミニトマトの事例でわかるのは、そもそも生野菜をそのままお弁当に詰めるのは危険であるということ。キュウリのイボイボにも細菌が付きやすく水洗いで落ちにくい形状ですから、ミニトマト同様に十分に気をつける必要があります。

 そしてもう一つは、生食用が当たり前に思われがちな果物類。イチゴ、チェリー、ブドウ等のヘタが付いたまま売られているものに関しては、トマト同様に十分に気をつける必要があります。

 チェリーやブドウは子どものお弁当に喜ばれる食材でもありますから、ヘタを取りよく洗って水気をふき取るように心がけましょう。

 食中毒予防の三原則は、細菌を食べ物に「付けない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」ことにあります。

 今回の記事をきっかけに、具体的な対策を再点検していただけたら嬉しいです。

<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>

【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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