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「日本は清潔?」→「住んでみるとそうでもない…」米国人女性が来日して驚いたこと

女子SPA! / 2024年7月4日 8時47分

「日本は清潔?」→「住んでみるとそうでもない…」米国人女性が来日して驚いたこと

ベス・メイヤー・ヤマムロさん(63歳・女性)

 日本に来る旅行者の多くは「日本はゴミがなく清潔だ」と言いますね。確かに筆者も、海外で「日本より清潔だな」と思った街はシンガポールくらいしかありません。

 しかし、20代の頃から日本とアメリカを行ったり来たりしながら計8年は日本で生活してきたベス・メイヤー・ヤマムロさん(63歳・女性)は、「『住んでみると意外とそうでもない……』と思ってる外国人は少なくありません」と話します。

「企業の広告に洗脳されてるのかもしれませんが、私たちは掃除をするときに化学物質を使わないと綺麗になった気がしません。以前、とある会社で湯のみをお水ですすぐだけで済ませているのを見て、衝撃を受けました」

◆「お風呂の残り湯を洗濯に使うなんて…」

 コロナ禍を経て、最近はさすがに洗剤で洗っていると思いますが、茶道のお茶碗は決して洗剤を使わないし、回し飲みする作法なので、もともと意識が薄いのかもしれないですね。

 一方で私たち日本人からすると、欧米の人たちが食器の洗剤をほとんど洗い流さないことのほうが衝撃だったりします。少し前にSNSで、ドイツ人宅で泡のついたままの食器を乾かしている動画が「信じられん」とバズっていました。

 ベスさんはお風呂の残り湯の使い道にも驚いたとか。

「お風呂の残り湯を洗濯に使って、洗濯物は綺麗になるの? お風呂はデトックスのために入るのでしょう? いろんなものが出たお湯で洗濯するなんて……」

 筆者は神経質なので残り湯は洗濯には使わないし、追い焚きもしませんが、残り湯を使う習慣は現在もありますよね。筆者の洗濯機には、すすぎの際に残り湯を使わないよう注意書きがあったので、最終的には綺麗になっているような気もします。

◆道路にツバをはくお年寄りが

「お年寄りがペッペと道路にツバを吐くのにも驚き」という声もよく上がるそうです。確かに90年代ごろまで、ツバを吐く人はすごく多かったです。下を見ずに歩いていると、痰やらツバやらを踏んでズルッと滑るなんてことがありました。

 今となってはあんなにたくさんツバを吐く人がいたのに衝撃ですが、昭和23年から軽犯罪法第1条26号で禁止されています。

 喫煙者が減ったからか、街から痰壺がなくなったからか(昔は、痰を吐くための壺が特急電車や駅のホームなどに設置されていたのです……!)、いつの間にか痰を吐く人はいなくなりました。いまだに昭和を引きずって痰を吐く高齢者がいたら、法律違反だとやんわり教えてあげたいですね。

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