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「雨の日の頭痛に漢方薬が効く」と話題!一般薬との違い&飲み方のコツをプロが伝授

女子SPA! / 2024年6月28日 8時45分

「雨の日の頭痛に漢方薬が効く」と話題!一般薬との違い&飲み方のコツをプロが伝授

いよいよ梅雨の季節。雨が続くだけでも憂鬱なのに、気圧の変化により体調を崩す人も多いのでは?

最近SNSでは気圧の変化から来る頭痛に「五苓散(ごれいさん)」が効くという話を目にします。そこで今回は薬局やドラッグストアで市販されている一般用漢方薬を広く扱うクラシエ薬品の砂橋久瑠実さん、山本政春さんに漢方の上手な活用法を聞きました。

◆雨の日の頭痛「気象病」に漢方薬が効くのはなぜ?

――梅雨の気圧の変化から来る頭痛に「五苓散」が良いとSNSで話題になっていますが、一般的な頭痛薬とはどのような違いがあるのでしょうか?

山本さん「一般の頭痛薬は、いわゆる痛み止めです。鎮痛成分が入っているため、飲めば感じている痛みは止めることができます。ただし、薬の効き目が切れるとまた痛みが出ることも。根本的な要因は変わってないんですね。

一方で『五苓散』は痛みが起こっている要因に働きかけます。体質にもよりますが、水分の影響を身体に受けやすい人は天候のちょっとした変化でも痛みを感じやすいんです。『五苓散』は余分な水分による痛みに効きます。具体的には冷たいものを取りすぎていたり、梅雨時なら余計な湿気が体内に入ってきてしまっていたりする場合に有効です」

――漢方薬は手軽に薬局で購入できるのも魅力ですが、飲んでみたけれどあまり効かない場合、飲み方が悪いのか自分に合っていなかったのか判断が難しいです。

山本さん「その要因に合った漢方を飲んでいなければ効果は表れません。体質によっても不調は変わってきます。クラシエ薬品では自分の体質をチェックできる『からだかがみ』というサイトもあるので、まずはチェックしてみると良いですよ」

◆自分の湿気耐性をチェックする方法

山本さん「さらに、1秒で自分が湿気に弱いか強いかをチェックする方法もあります。朝、鏡で舌を思いっきり出した状態を見てみてください。

舌の色が透けて見える程度の薄い苔なので問題ないのですが、かなりたくさん生えている方は湿気に弱いとされています。

これは舌ブラシなどでお手入れしているかどうかは関係なく、水分を抱えてしまうとすぐに発生するものです。余分な水分を身体に抱えやすい人は特に白くなりやすいので、必要以上に水分を取りすぎてないか、冷たいものを食べ過ぎてないかを思い出してみましょう。

砂橋さん「漢方薬はあくまで補助的な治し方なので、まずは日常生活を見直すことも重要です。そのうえで、飲むタイミングや飲み方も正しいかどうか確認してみましょう。

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