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「子どもがアイスばかり食べる」は叱らなくていい!覚えておくと安心な“ひとつの数字”

女子SPA! / 2024年7月7日 8時46分

 つまり、ひとつ覚えておくと安心なのは、全体エネルギーの1割程度を意識すればいいということ。具体的な数値として記載されているのは、1~2歳は約100キロカロリー、3歳以上は約200キロカロリー。さらにこのルールに従えば、10歳以上は300キロカロリー、15歳以上は300~400キロカロリーという計算になります。

 アイスの熱量を調べていくと、雪見だいふく1個83キロカロリー、パピコ1本89キロカロリー、チョコバッキーバニラ154キロカロリーと、スナック類やチョコレートなど他のお菓子に比べると低カロリーで調整がしやすい数値なのがわかります。

 どんな食品も食べ過ぎは身体に負担がかかりますから、何本も食べ続けることが日常化しないように親子間で確認していけばよいと思います。

※参照:日本小児医療保健協議会 栄養委員会「幼児肥満ガイド」

◆アイスをたくさん食べ過ぎたときに、学ぶこともある

 今回改めて丁寧に調べてみましたが、アイスが身体に悪いというエビデンスありきの提言をしている専門家はいません。

 一方でおやつの食べ過ぎに警鐘を鳴らす、対策を指南しているケースは発見することができます。なかでも重要なのは、おやつを食べ過ぎてしまう子どもに対して、量をコントロールしてあげられるのは親の役目であるということ。

 私自身も小学生の子どもを育てる立場として、たくさんの失敗を経験しています。アイスをたくさん食べ過ぎたときに体が冷える、夕飯が食べられないという経験から学ぶこともあるでしょう。

 重要なのは、無闇にしからないこと。アイスのせいにしないことです。おやつの習慣については、勉強と同様に子どもの“習い性”を信じ、焦らず見守るスタンスが良いと考えています。一緒に対策やルールを考えていくことで、気がつけば子ども自身で調整することができるようになります(ただし、アレルギー対策については親の入念な事前対策が重要です)。

 こんなの当たり前の話だろ? と思う人もいるかもしれません。でも、このようなことを話している食の専門家がいないからこそ、今回あえて書かせていただいたことをお許しください。

 さて、ここまではちょっと堅いお話でしたから、ここからはアイスの楽しい話を。親の心配事を吹き飛ばしてくれるような、安心、ヘルシー、おいしい新作アイスが続々登場しています。

◆自分で凍らせるフルーツバーが、ますますヘルシーに

●イッツフルーツ オーガニックフルーツウォーターアイスバー 400ml(販売店舗によって価格が異なる)

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