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暑い夏も要注意!インフル、コロナ、手足口病…「感染症ドミノ」から身をまもる方法

女子SPA! / 2024年7月25日 8時45分

暑い夏も要注意!インフル、コロナ、手足口病…「感染症ドミノ」から身をまもる方法

画像はイメージです(以下同)

 冬場に流行するイメージが強い感染症ですが、夏にも猛威を振るっています! 最近、ニュースで取り上げられることが多い手足口病は、そもそも夏に流行しやすいウイルス性の感染症。新型コロナウイルスも実は感染拡大の傾向にあります。

「子どもが通う保育園で手足口病が流行して心配…」「職場で新型コロナの感染者が出て大変!」といった方も珍しくないようです。今回はそんな感染症の実態と予防法を解説します。

◆短期間に複数回感染する「感染症ドミノ」に要注意!

 まずは、こちらのデータをご覧ください。

Q.診察した患者さんの中で、同一患者さんが3か月間(3か月以内)で複数回感染症にかかったケースについてお伺いします。このケースで一番多く感染症にかかった方の回数はどれくらいですか。(n=544)

 このデータは、同一の患者が3か月以内で複数回感染症に罹ったケースで、最も多く感染症に罹った回数を医師に聞いたもの。生活者の“健康と暮らし”に関する情報を発信するヒューマン・データ・ラボラトリが実施した、医師544名を対象に「感染症流行の実態」に関するアンケート調査から抜粋しました(※以下のデータも同様です)。

【調査概要】

調査対象者:全国の医師(内科、小児科、耳鼻咽喉科) 544人

調査手法:インターネット調査

調査時期:2024年5月17日~5月22日

 短期間での複数回感染は、どのようなパターンが考えられるのでしょうか。アンケート結果で最も多かったのは、「新型コロナ→インフルエンザ」(36.9%)のパターン。次いで「インフルエンザ→新型コロナ」(13.6%)のパターンも多く、「新型コロナ→新型コロナ」(7.4%)、「インフルエンザ→インフルエンザ」(3.9%)と続きます。

 このように、短期間に複数回感染する状況は「感染症ドミノ」と呼ばれており、「免疫力の低下が主な原因だと考えられる」そうです。内科医の五藤良将先生が解説します。

「免疫力が低下することで病原体に対抗する力が弱まり、『感染症ドミノ』に陥るリスクが高まります。免疫力が低下する要因としては、過度なストレスが挙げられます。ストレスホルモンであるコルチゾールの増加が免疫機能を抑制し、感染症に対する抵抗力を低下させます。

 また、免疫系の調整には睡眠が重要な役割を担っているため、睡眠不足も免疫機能の低下につながります。このほかに、栄養バランスの乱れもビタミンやミネラル、抗酸化物質の不足を招き、免疫機能の低下を引き起こします」

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