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初めて行った彼の実家はゴキブリが出没…怖すぎて泣くのを見た彼の一言とは?

女子SPA! / 2024年8月4日 8時47分

「お母さんは連絡するといつも『私は元気だから何の心配もいらないよ』と言っていたので翔太は素直に信じて安心しきっていたみたいで…。私は『大丈夫だよ。今回すみずみまで検査してもらって、もしどこか悪ければしっかり治療して元気になってもらおうよ』励ましながら掃除を手伝うことしかできませんでしたね」

ですが、掃除をしていると戸棚や冷蔵庫と壁のすきまからちょくちょくGが出てきて、その度に心臓が止まりそうになるほどの恐怖を感じていた結菜さん。

「Gだって以前はここまで出なかった。僕がお母さんを気遣ってここに様子を見に来なかったからこんなことに…」と落ち込む翔太さんの横でキャーキャーと嫌がる訳にはいかず、必死に我慢しながら掃除に集中するようにしたそう。

◆Gとひとりで格闘

その後、近所のファミレスに夕御飯を食べに行き、シャワーを浴びてソファーでテレビを見ていた翔太さんはそのまま寝落ちしてしまいました。

「私は『お風呂場で無防備にしている時にGが出てきたらどうしよう?』と思うとシャワーも浴びることができず、正直言って落ち着いて座っていることもできない状態で、常に周りを見まわしてGが忍び寄ってきていないか確認し続けてビクビクしていたら…、パッとリビングの壁を這っているGと目が合ってしまったんですよ」

お母さんのことを心配しながら一生懸命に掃除をしたあげく寝てしまった翔太さんを起こすのは申し訳ないと思った結菜さんは、殺虫剤を握り締めひとりで戦おうとしたそう。

「ですが怖過ぎてあまりGに近づけないまま殺虫剤を噴射してしまい、Gが壁の上の方に逃げてしまったと思ったら、殺虫剤に反応したのか本棚の横からもう1匹Gが出てきて…それを見た時に心身共に疲れ果てて限界だった私は気がついたら静かに泣いていたんですよ」

◆彼が目を丸くして…

すると目を覚ました翔太さんが、壁をはうGと、突っ立ったまま泣いている結菜さんを見て目を丸くし「ごめんごめん!そうだよね、怖くてここじゃリラックスなんてできないよね」とあわてて車で結菜さんを少し離れたところにあるビジネスホテルまで連れて行ってくれました。

「翔太は『これからバルサンを炊く準備をして、朝になって実行したらすぐ迎えにくるね。そしたら近くのアウトレットモールに結菜を送るからショッピングでもしていて。僕は後始末をしてまた戻ってくるから』と明日の予定を伝えてひとりで実家に戻って行ったのですが、お陰で私はやっとホテルでシャワー浴びてスッキリし、安心して眠ることができたんですよ」

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