『寄生獣』作者の“超能力マンガ”実写化!熱狂的ファン多数でプレッシャーの中、22歳主演俳優の自信のほどは?
女子SPA! / 2024年7月18日 15時45分
◆人は能力を手に入れたときに本質を問われる
――ナン丸はやがて怪奇事件の真相解明に巻き込まれていきますが、彼のことを「強い人」だと感じますか?
細田「思います。間違いなく。人は、こうした“使い方によってはどうにでもなる能力”を手にしたときに、本質が問われるというか、追い込まれたときに本音が出ると思うんです。そうしたなかで、最終回であの選択ができたナン丸はすごく強いと思います。でもそれもきっと、彼がいったんつまずいたから気づけたのだとも思います」
――細田さん自身の“強み”を教えてください。人から言われて嬉しかった強みでも。
細田「僕は自分に“強み”を感じたことはないです。シンプルに、“不器用”というのは、言われて嬉しかった言葉ではありますけど」
◆自分は不器用。でも器用じゃなくてよかった
――「不器用」と言われて嬉しかった?
細田「はい。自覚しているのですが、僕は器用な人間じゃないんです。事務所のレッスンも、小学校とか小さいころからずっとやってきていて、ずっと“不器用だね”と言われてきました。
自分の性格上、器用だと、いろんなことを“こなして”過ごしていきかねないんです。それは危ないなと。天狗になりやすい危険性があるというか。器用だったら、8割程度でもいろんなことをできちゃって、それを繰り返して、結局は成長しなくなってしまうんじゃないかなと」
――不器用だからこそ、こつこつと成長していけると。
細田「そうですね。だから自分の性格としては、器用じゃなくてよかったと。だから“不器用だよね”と言われて嬉しかったんです。不器用だからこそ、一生懸命やらないとスタートラインにも立てなかったんですが」
◆世の中に当たり前ってない。この取材だって当たり前なことじゃない
――そこで腐らないのが偉いです。
細田「そもそも役者というのは人それぞれ。もちろん負けたくないという思いはあります。ライバル意識だってある。でも僕はほかの人より自分ができると思ったことはないし、基本、自分より芝居がうまい人しかいないと思っている。そこで卑屈にならなかったのは強みかもしれませんが、それは出会いに恵まれているからだと思います。人にしても作品にしても」
――不器用だとのことですが、細田さんは、いつもしっかりしている印象です。合同でお話を聞く際には、わざわざ体の向きを変えて、取材相手の目をまっすぐ見てお話する姿がとても印象に残っています。それは細田さんにとって当たり前なこと、無意識の行動なのでしょうか。
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