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『寄生獣』作者の“超能力マンガ”実写化!熱狂的ファン多数でプレッシャーの中、22歳主演俳優の自信のほどは?

女子SPA! / 2024年7月18日 15時45分

細田「世の中に、当たり前はないと思います。たとえばこうした取材も、わざわざ聞きに来てくださっているんですよね。それって当たり前のことじゃない。それに対して、ひとつの姿勢としてちゃんと向き合ってお答えしたいんです。背もたれに寄りかかって足を組んでとかって、ないですよね。僕はそういうのは、自分として好きじゃないんです」

◆大きな影響を与えられた出会い

――自分の考えがしっかりあって、分析もできているんですね。

細田「自分を俯瞰で見られるようにはしています。お芝居がどうこうの前に、自分がどういう人間なのか。それから、人の感情というものは、どう変わっていくのか。いま何が必要とされていて、それはなぜ必要とされているのか。そういったことを、自分のなかでちゃんと考えて、答えを持っていたいと思っています」

――そうしたことを考えるようになったきっかけは、何かありますか?

細田「『町田くんの世界』で石井裕也監督と出会ったことだと思います。何かを言われたというより、石井監督と過ごした時間ですね。なぜいま『町田くんの世界』が必要なのか、必要とされているのか。意味や意義、熱量も含めて、石井監督が、そういったことをすごく大切にされているのを、感じられたのがすごく大きかったです」

――最後にあらためて、『七夕の国』のような大作の主演を務めたことへの思いをひと言お願いします。

細田「間違いなく恵まれていると思います。22歳という年齢で、大きなプラットフォームのひとつであるディズニープラスで、CGやVFXをたくさん使った映像のなか、ステキなキャスト、スタッフ、監督のみなさんと一緒にお仕事ができた。しかも真ん中に立たせてもらったというのは、本当に恵まれた経験をしている自信があります。出来上がった作品を、早くみなさんに楽しんでもらいたい気持ちです」

(C)2024 岩明均 / 小学館 / 東映

原作:岩明均「七夕の国」(小学館刊)

『七夕の国』(全10話)はディズニープラス「スター」で独占配信中

【作品概要】

「寄生獣」岩明均の怪作を、『ガンニバル』のディズニープラスが実写化。ある日、ビルや人が、謎の“球体”にまるくエグられた——。この怪事件の真相を追い、役に立たない“超能力”をもつ平凡な大学生ナン丸は閉鎖的なある町を訪れるが、そこで自分がこの町に先祖をもつ “球体を操る能力者”だと知る。町に隠された3つの謎〈季節はずれの七夕祭り 町民だけが見る悪夢 丸神一族の掟〉は何を意味するのか? さらに、巨大な球体を操る男が、ナン丸の運命を大きく狂わせ、すべての謎は一つの衝撃的な答えに導かれていく…。この夏、日常をエグる、不気味な超常ミステリーが始まる。

<取材・文・撮影/望月ふみ>

【望月ふみ】
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi

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