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佳子様ご就職から4年で初のOL姿が目撃!黒オフィスカジュアルで、ギリシャの鮮やかファッションとTPO区別

女子SPA! / 2024年7月21日 8時47分

 佳子様の魅力といえば生まれながらのポジティブさと、等身大のお言葉。自分を盛ることも知性をアピールしてマウントをおとりになることもありません。

 例えば、世界遺産のパルテノン神殿をご視察されたときは、絶景をご覧になり「きれいによく見えますね」と素直な感動を表現。パルテノン神殿について、毎年新しい発見があるという話を聞かれると「それが醍醐味(だいごみ)なんですね」とおっしゃいました。

 相手の気持ちになった返答にコミュ力の高さを感じます。学術的な話よりも、共感することに重きを置かれています。

◆「ギリシャをすごく感じながら過ごしたい」本質的な海外旅行の醍醐味が

 修道院でも「こういうあたたかな気持ちになるので、信者の方がお集まりになるのですね」と、ご感想をお話しされました。

 また、こちらの修道院では伝統的な装束の女性たちからフラワーシャワーで歓迎されたのですが、「とてもきれいな花だったのですが、なんという花なんですか?」と素朴なご質問が。

「バラです」という答えで、画面ごしにも一見してバラの花びらだったのですが、皇族の方はおそらくもっと珍しい牡丹(ぼたん)や芍薬(しゃくやく)などを見慣れているので、バラの方が馴染みが薄いのでしょうか。

 後半、記者から今回の旅について聞かれると「このあと2日間も引き続きギリシャをすごく感じながら過ごしたいと思います」と、笑顔で答えられました。その国をただ感じる、という、本質的な海外旅行の醍醐味が現れています。

◆華麗な日替わりファッションと率直で自然体の話術

 佳子様の華麗な日替わりファッションが目の保養になりつつ、率直で自然体の話術に心が癒されたギリシャの公式訪問。佳子様くらいになると、知識で武装したり自分を大きく見せる必要がないということがわかりました。

 これからも国内外で、ありのままの自分を生きることの素晴らしさを、潜在的に伝えていかれるのだと思います。

<文・イラスト/辛酸なめ子>

【辛酸なめ子】
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。

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