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看護師から「クサい!」さらに医師が言い放った驚愕の言葉とは?有名病院の高額ナニコレ診療の実態

女子SPA! / 2024年7月24日 15時45分

いくら必要でも、ない袖は振れない。努力で改善できることを放棄しているならともかく、そこを怒られるのは理不尽だ。

「ほぼ診察室から追い出される形で、その日の診断は終わってしまいました。目的の診断書はもらえずで、受付で看護師にどうすれば……と涙ながらに相談しました、回答は『どうなんでしょうね……?』と、そっけないものでしたけど」

休職に必要な診断書は、結局2回目の診察で無事もらうことができたという。

「そのときは、指定された店で空気清浄機を買おうと思う、と話したからなんですかね? それとも初回はたまたま、虫の居所が悪かったからなのか。私には、理由がわかりようもありません。

診断書をもらい目的は果たせたので、その病院は二度と行きませんでした。いまはもう、その医師は在籍していないようです」

この空気清浄機でも、トラブルが発生した。指定の店で販売されている指定の空気清浄機は、お値段10万円。初診時は「高い」と感じたが、2回目の診察を待つ数週間、体調不良にのたうち回り、不安と体のつらさから「これで治るのなら安いものだ!!」と購入に踏み切ったのだ。

◆空気清浄機より衣食住

しかし店から帰宅した瞬間、我に返った。

「……いやいやいや、高すぎる! 今月の食費と家賃どうするの!」

“10万円の空気清浄機”が高いかどうかは機種にもよるが、家庭用としては高価な部類だろうし、そもそもナオさんの懐には厳しかった。少なくとも、8畳のワンルームだというナオさんの住まいであれば、もう少しリーズナブルなものでもよさそうだ。

余談であるが、小さなメーカーが製造しているスペシャル機能を謳う空気清浄機のなかには、「根拠なし」として消費者庁から景品表示法違反(優良誤認)で措置命令が出るケースもある。金銭的にも機能の効果的にも、時間をかけて、吟味したいところである。

「注文した店からメーカーに注文するという話でしたから、商品の発送もまだ行われていないはず。すぐに店へ、キャンセルの電話をかけました。すると『無理です』の、一点張り。病院の紹介なのに……いや、紹介だから強気なのか? 30分近く言い争った挙句、クーリングオフ制度にふれると、しぶしぶ返金に応じてくれました。サプリといい、空気清浄機といい、いまだにあれは何だったんだろう……とたびたび思い出しますね」

◆医療に背を向け、体質改善

巷ではそうした健康家電を売る医師はめずらしくなく、それ自体が違法というわけではないが、「威圧的に買わせようとする」というやり口に問題があるのは明白だ。

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