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45歳で初めての出産…あまりにも壮絶だった!「体力温存のために無痛分娩を選んだのに…」|YouTuber・あいり

女子SPA! / 2024年7月25日 8時46分

私の場合は、高齢出産ということもあって子宮口が固くなっていたらしく、なかなか開かなかったみたいです。破水した日の夜は「一回寝ましょう」と言われて、分娩室で一晩過ごしまたのですが麻酔が切れるとまた陣痛がやってきての繰り返しでこの一晩もかなり辛かったです。

――旦那さんは励ましたりしてくれましたか?

あいり:それが、コロナ禍だったので立ち会いどころか病院に入れなかったんです。「私の苦しんでいる顔を一生覚えておいて!」と言うところとか想像していたんですけどね(笑)。だからずっと一人きりでした。朝にパンを食べたきりずっと飲まず食わずだったのでお腹が空きすぎて吐き気もありましたし、背中に麻酔の管が入っているのでトイレにも行けず、2~3時間に1回尿を出すために尿道にカテーテルを入れるのもつらかったですね。

分娩台に上がって20時間ほど経ち、陣痛が強いものの子宮口がほぼ開かず「赤ちゃんの体力や感染症が心配なので、あと1時間で子宮口が開かなかったら帝王切開しましょう」と言われました。それから、先生がすごい力で子宮口をこじ開けてくれたんですが、それがものすっごく痛かったです。

◆無痛分娩で体力を温存するどころか……

――かなり大変なお産でしたね……。

あいり:そこからがまた地獄でした(笑)。麻酔を入れてくれたので陣痛や会陰切開の痛みはなかったのですが、いきむたびに目玉は飛び出そうだし、先生がお腹の上に乗って全体重をかけて押しているし、身体も呼吸もとても苦しかったです。それでもなかなか出てこなかったので最後は吸引分娩になったのですが、最初に分娩台に上がってから出産するまで、33時間かかりました。無痛分娩で体力を温存するどころか、すべての力を使い果たしました。

産まれて少ししてから、泣き声が聞こえてきて安堵で涙が溢れました。が、それも束の間で息子は黄疸と低血糖をおこしているとわかり、一瞬顔の横で息子を眺めて写真を撮っただけですぐにNICUに連れていかれました。残った私は出産での出血量が1.5リットルあり、そのまま分娩室で輸血しました。出産後の晩、真っ暗な中で心電図のモニターだけが光っていている様子を眺めながら「あれは幻だったんじゃないかな?」と赤ちゃんが生まれたことがまだ信じられないような思いがありました。

――いつ頃、赤ちゃんが産まれた実感が湧いてきましたか?

あいり:出産直後は赤ちゃんがNICUにいて、近くにいなかたので、仕事のことを考えていた気がします。出産までの100日間をYouTubeのショート動画で毎日投稿していたので、視聴者の皆さんに「産まれました」という報告を早くしなければとか考えていました。

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