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「声が出ない…」ネットで追い詰められて不安症になった私と、夫の支え/犬山紙子

女子SPA! / 2024年8月7日 8時46分

劔:僕の場合は、「僕が人と違う」っていうのを学ぼうとしてくれる人(=妻)によって非常に助けられている部分はあるのかなと思ってます。人とはちょっと違うって感覚をもって生きている人って、なかなか理解されないじゃないですか。

何か不都合があったときに詰め続ける人だったら、僕は潰れてしまっていたと思うんですよ。

犬山:私は、うつもひと括りにできないということを痛感しました。共通しているのはきっちりとプロに頼って、第三者の力を借りる、ということですね。今となっては、なぜもっと早く夫を心療内科に連れていけなかったのか、なぜもっと早く私の怒りっぽさを問題視してカウンセリングを受けなかったのかと思います。

お互いの精神疾患と向き合った先にも「幸せ」ってのはちゃんとあります。そうした時期を過ごすことで、この先何かあっても支え合っていけるなあって土壌が整ったわけです。

◆普段から意識しておきたいヒント

1.5人に1人が生涯で精神疾患になるということを知っておく。パートナーがなるかもしれないという心算で、お互い知識を持ち、共有しておくこと。

2.メンタルケアにおいて認知行動療法は効果がある人も多く、エビデンスもある。うつでなくても知っておくとよい。

3.SNSは通知を切ることができる。それだけでもストレス軽減になる

<文/犬山紙子 イラスト/劔樹人>

【犬山紙子】
1981年生まれ。エッセイスト、コメンテーター等としてTV出演も多数。著書に『私、子ども欲しいかもしれない。』『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』など。2014年に劔樹人さん(ベーシスト、漫画家)と結婚。長女の誕生を期に、2018年、児童虐待防止チーム #こどものいのちはこどものもの を発足。 
@inuningen 
@inuyamakamiko

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