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東大卒弁護士が“水着グラビア”に挑戦した意外なワケ「性的に見られたいという欲求も…」

女子SPA! / 2024年8月18日 15時44分

三輪:神谷さんがおっしゃるように、特に芸能界で女性は若さや美しさで判断されがちですが、それは本来おかしなこと。私は今年48歳ですが50歳になったらグラビアに再挑戦したいと思っていて。自分自身が体を張ることで、「グラビアに出られるのは若い女性だけ」という状況を変えていきたい。エイジズム(年齢差別)やルッキズム(外見至上主義)への自分なりの対抗です。

神谷:なるほど。芸能界は若さや美しさへの需要が大きいからこそ、参画して得られるリターンも大きいと、私自身は思っていました。

三輪:そうかぁ。そういう意味で言うと、私自身はリターンはあまり求めていません。報酬を一番に優先するならテレビに出ず、弁護士業に集中した方が合理的なのですよね。だけど現実には社会の至るところに問題を感じていて、そのことを訴えかけるチャンネルを持っていることは、お金に代えがたい価値がある。だからこそ、発信する仕事を続けています。

神谷:もし私が三輪さんの立場だったら「弁護士として価値を高める」という目的が最上位にあり、そのために何をするか、という考え方になっていたと思います。なので、グラビアもやっていなかったかもしれません。芸能活動を通じて得られた影響力を自分ではない、社会のために還元していくという考え方は、自分とは全然違うので新鮮ですね。

神谷明采(かみや・あさ)

2000年生まれ、埼玉県出身。2020年4月、東京大学文化Ⅱ類入学。「ミス東大コンテスト2020」グランプリ、「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2021」グランプリ。2024年4月、東京大学公共政策大学院経済政策コース進学。古舘プロジェクト所属

三輪記子(みわ・ふさこ)

1976年生まれ、京都府出身。東京大学法学部卒業、立命館大学法科大学院修了。2010年に弁護士登録。現在は「三輪記子の法律事務所」代表の傍ら、「newsおかえり」(朝日放送テレビ系列)、「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)などの番組でコメンテーターも務める

<撮影/山川修一>

【松岡瑛理】
一橋大学大学院社会学研究科修了後、『サンデー毎日』『週刊朝日』などの記者を経て、24年6月より『SPA!』編集部へ。博士課程まで進学したレアな経歴から、高学歴女子の生態に関心がある。Xアカウント:@osomatu_san

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