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タオルがすぐに黒ずむのはナゼ?洗濯王子に解決方法を聞いてきた:9月に読みたい記事

女子SPA! / 2024年9月29日 8時44分

中村さん「汚れをとっても、流れなければ意味がありません。ちなみに、柔軟剤を入れる場合にすすぎが一回だと、黒ずみがつきやすくなります。洗剤は汚れを落とすものですが、柔軟剤は衣類をふんわりと仕上げるもので、全く性質が異なります。

 汚れが落ちていない状態で柔軟剤が入ってしまうと、柔軟剤が汚れを衣類にくっつけてしまい黒ずみやすくなります。なので、柔軟剤を入れるときは、特にすすぎの回数を2回以上にするなど意識してください」

――黒ずみも気になるのですが、生乾き臭も取れずに困ることがあります。

中村さん「生乾きなどの匂いは、衣類に雑菌が付着していることが原因です。これは、付着した雑菌を取り除かないといけないので、つけおき洗いをしてください。

 桶やバケツに、40度くらいのお湯をためて洗剤を入れます。粉末タイプの洗剤は洗浄力が高くてオススメです。そこに酸素系漂白剤をプラスして、30分ほどつけてあげて、その後にいつものように洗濯をしてみてください。衣類の表示を確認してやってみてくださいね。

 また嫌なニオイを香りで隠そうと柔軟剤を多く入れる人もいますが、それが返って逆効果になる場合も多いです。香りで隠すのではなく、きちんと汚れを落とす。そうしなければ常に汚れやニオイの落ちない悪循環に陥ります。」

◆使う人によってベストな洗濯機は異なる

――洗濯機を買うときに、縦型・ドラム式などの型や種類で悩む人も多いと思うのですが、中村さん一押しの洗濯機などはありますか。

中村さん「この質問に関しては、洗う人の好みや生活・使い方による、とお答えしています。型に関して言えば、先ほどお話したように、縦型は多少衣類を詰め込んで洗っても、自分で水量等を調整して、洗濯することができます。普段着を、毎日たくさん洗いたい人に便利な型だと言えます。

 一方で、ドラム式は衣類を詰め込みすぎると効果が半減してしまいますが、少ない水で汚れを落とし、乾燥までできるという便利さがあります。洗濯をとにかくラクに終わらせたい人に向いています。

 どちらの型が優れているかというよりも、自分の生活にどちらがあっているか、と考えることが重要だと思います。種類についても、機能は違えど効果が大きく違うということはないので、自分の生活や好みに合わせて選ぶことが正解だと思っています。まずは、洗濯機を選ぶ前に、すすぎの回数や入れる衣類の量を見直して、きちんと汚れを流すことも見直してみてくださいね」

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