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「残り物でサクッと料理してよ」と彼氏。断ったら“トラウマ級のひと言”で責められた

女子SPA! / 2024年11月7日 15時47分

婚活ではやっぱり、料理ができる女性がモテるんですかね? 料理が得意じゃないってだけで、言葉や表情に出さなくても、男性の中では結婚相手としては考えられないと思われそうで……なんだか婚活も億劫になってしまいました」

その時の元彼の言葉は、些細な一言だったかもしれません。ですが「彼をがっかりさせてしまった」という罪悪感と劣等感を美希さんに植え付けてしまいました。そして、美希さんは、男性は残りものでさっと料理を作れるような女性が好きで、そうじゃない自分は男性から婚活の対象として見てもらえないという思い込みに囚われているようでした。

◆料理の苦手な女性が、無理して料理上手にならなくてもいい

この話を聞いて、その昔キャバクラで働く女性が男性に得意料理を聞かれた時に「得意料理はないです。冷蔵庫にあるものでチャチャっと作っちゃうので」と返すのが良いと言っていたのを思い出しました。それを聞いた男性が、この女性は良い奥さんになりそうと思うからでしょうか。

それはさておき、料理ができないからと言って婚活に臆病になる必要はありません。料理ができる女性を求める男性は今も確かにいますが、だからといって、料理の苦手な女性が料理上手にならなければいけないわけではありません。

それなら女性も料理ができる男性を求めればいいのです。今は料理上手な方にお願いして1週間分のご飯を作っておいてもらえるような家事代行サービスもありますし、結婚はギブアンドテイクの精神がないと潰れてしまいます。

◆終わった元彼の価値観に、人生を左右される必要ある?

美希さんには「もう関係が終わってしまった男性は、今後の自分の人生に関係のない人です。その人の放った一言で、美希さんの今とこれからの人生が左右される必要はないと思います」とお伝えしました。

「そうですね、今の時代、料理は女性だけがしなくてはいけないわけではないですし。自分の欠点だと思って、婚活で出会った方にばれないように料理の話題を避けていたのですが、なんだかバカバカしくなってきました」と笑顔を見せてくれました。

何かができない、劣っていると思って婚活に臆病になってしまった方は、自分が今できることを大切にして、その大切に思っていることを尊重してくれる男性と出会うことに集中してほしいです。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<文/田中亜依>

【田中亜依】
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。公式ホームページ/Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019

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