1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

子どもを欲しがる専業主婦の妻に、エリート夫が“最低なひと言”。そして妻は「まさかの行動」へ|ドラマ『わたしの宝物』

女子SPA! / 2024年10月24日 15時46分

子どもを欲しがる専業主婦の妻に、エリート夫が“最低なひと言”。そして妻は「まさかの行動」へ|ドラマ『わたしの宝物』

画像:フジテレビ『わたしの宝物』公式サイトより

「托卵(たくらん)」をテーマにしたドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系、木曜よる10時~)。話題の作品を、夫婦関係や不倫について著書多数の亀山早苗さんが読み解きます(以下、亀山さんの寄稿)。

◆『昼顔』『あなたがしてくれなくても』に続く禁断のドラマ

オンエア前から話題になっていたドラマ『わたしの宝物』が始まった。これは、過去大きな反響を呼んだ不倫がテーマの『昼顔』、セックスレスをテーマにした『あなたがしてくれなくても』に続く、禁断に挑むドラマ第三弾といってもいいかもしれない。

今回のテーマは「托卵」である。夫以外の子を産み、夫には知らせないまま家庭を維持して夫とともに育てていく「托卵」は、今、世間で話題にもなっている。もともとはカッコウなどの鳥類が、他の巣に卵を産みつけて、その巣の主にヒナを孵(かえ)させる行為だ。

◆「暇だから子ども欲しいんだろ」と言い放たれて

神崎美羽(松本若菜)は、夫の宏樹(田中圭)と結婚して6年たつ。もともとは仕事が好きだったのに、夫の希望で専業主婦となったが、「私が叶えた夢は文鳥を飼うことくらいかな」と言うほど、張りのない鬱々とした日々を送っている。鬱々としているのは、夫のモラハラが大きな原因だ。

夫が夜中に連れてきた同僚の名前を間違えて「いいかげん覚えたら?」と言われたり、夫の忘れ物を届けたら「遅い」と怒られたり。あげく、子どものことを真剣に考えようと提案すると「美羽さあ、暇だから子ども欲しいんだろ」とまで言われる始末。いちいち気持ちを切り替えて、なんとか夫に明るく接しようと必死になっている妻に対し、「笑うなよ」と笑顔さえも否定する夫。

見ていてムカムカするような絵の連続である。実際にモラハラ夫に苦しめられて離婚した知人女性は「あの頃が思い出されて、胸が苦しくなった」と話してくれた。

ただこの夫、妻に無関心なのかといえばそういうわけでもない。支配欲が強いのは確かなのだが、やたらと外面がいいということを考え合わせると、彼は彼で、相当大きなトラウマを抱えているようにも見える。

◆幼なじみとの再会で、久しぶりに心が躍動したのに

ある日、美羽は中学時代の後輩・冬月稜(深澤辰哉)と、昔なじみの図書館で再会する。2年後輩のくせに「夏野~」と呼び捨てにし、いつも駄菓子屋で買うようなお菓子をくれて気持ちを和ませてくれた冬月くん。あのころの思い出が一気に蘇り、美羽は冬月への親近感を新たにする。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください