「羊水検査で障害児だとわかって中絶した」と話す友人に怒りが湧いてしまったワケ/2024年9月トップ5
女子SPA! / 2024年10月25日 8時44分
女子SPA!で2024年9月に公開された記事のなかから、ランキングトップ5入りした記事を紹介します。(初公開日は2024年9月9日 記事は公開時の状況)
==========
デビュー作『ウツ婚!!―死にたい私が生き延びるための婚活』で、うつ・摂食障害・対人恐怖・強迫性障害などの精神疾患を抱えながら婚活に励んだ日々を綴った石田月美さん。
コミック化もされ話題となったデビュー作の“その後の人生”を綴った『まだ、うまく眠れない』(文藝春秋)が2024年7月25日に出版されました。
この記事では、本書から一部抜粋してお届けします。
◆凡庸であるということは女性として生きる上で強い
Uは私の知る中でもっとも凡庸な女性である。そして凡庸であるということは女性として生きる上でとかく強い。Uを見ているとそんな風に思ってしまう。
Uと私は細く長い付き合いをしており、それはひとえにUの社交性の高さに依る。Uは女友だちがとても多く、私のような流浪している人間はすぐに関係が途切れてしまうのだが、Uは出会ってきた女性たち、所属していたコミュニティ、ほとんどすべてと縁が続いており、そんな彼女を私は羨ましくも真似できない、つくづくすごい人だと思ってきた。
しかしそれよりも素晴らしいUの才能を私は出会った頃に目の当たりにし、嫉妬するほどだった。10代の頃のUは瞬発的なユーモアに長けており、その言語能力は今物書きとして生きている私でも敵わないほど圧倒的で、私はUに引っ付きおこぼれをもらうように女友だちの輪に入れてもらうのが常であった。
「大人になるということは自分の凡庸さを受け入れるということ」と言った人がいるがUに関してそれは当てはまらない。彼女は努力して凡庸になっていった。彼女が大学に入った頃が転機だったように思う。
Uの入った女子大での不文律を私は知るすべもないが、彼女が大学生活を謳歌する上で、それはきっと必須だったのだろう。そのような文化を否定する気は全くないし私だって自分ではかなりのミーハーだと思うが、Uの才能に鑑みてひどく勿体ないと思った。
誰よりもお洒落で誰よりもジョークの上手い彼女は、どんどんマスメディアが垂れ流す記号的な女子大生になっていった。流行りなのだろうが既視感のある服装に髪型。有名女子アナが勧める化粧と美容法。そして、彼女のジョークはどんどん誰かを「いじる」ものになっていった。
この記事に関連するニュース
-
「パパ友と一夜の過ちで…」「元カレとも妊活」実在する托卵妻たちのヤバすぎる実状〈ドラマ『わたしの宝物』で話題〉
集英社オンライン / 2024年10月18日 17時40分
-
女子高生に「大人の恋愛では普通のことだよ」クズ彼氏の結婚発覚!デキ婚相手の年齢にドン引き
女子SPA! / 2024年10月14日 15時47分
-
恋愛経験ナシ38歳彼が挑む"初めての婚活"の顛末 魅力的なプロフ、写真…あとはどんどん会う!
東洋経済オンライン / 2024年10月10日 12時0分
-
「プロポーズは男性からするものでしょ。どうしてしてこない?」10年間つきあっている「煮え切らない彼」が結婚を決めた理由とは?
OTONA SALONE / 2024年10月9日 17時0分
-
「この人なら大丈夫!」親友の言葉を信じて、「こじらせている自分」を封印。結果最高の彼とゴールイン!
OTONA SALONE / 2024年9月29日 20時31分
ランキング
-
1月2万円稼げる副業7選 - 初心者向け・在宅でできる仕事を紹介【会社員におすすめ】
マイナビニュース / 2024年10月28日 10時29分
-
2朝ドラ「おむすび」で"ギャル文化"がスベッたワケ 「平成」リバイバルブームが起きているのになぜ?
東洋経済オンライン / 2024年10月28日 9時30分
-
3「チロルチョコ」がそのまま餡に!世界初(のはず)のコラボたい焼きが期間限定で発売
おたくま経済新聞 / 2024年10月28日 14時30分
-
4丸亀製麺CM「うどん"すする音"」で炎上の世知辛さ 人気CM「永谷園のお茶づけ」は許されていたのに…
東洋経済オンライン / 2024年10月26日 9時0分
-
5話題の「バースデーカラームーン」ってどうやるの?簡単に完成する「CapCut」を使った加工方法を伝授
isuta / 2024年10月23日 20時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください