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息子2人の“教育”のために家族4人で海外移住…「マレーシアの地方都市」に住んでわかった“意外な居心地の良さ”<漫画>

女子SPA! / 2024年11月7日 8時46分

本当は子どもの気持ちに耳を傾けたりしたほうがいいのかもしれませんが、私自身が親の都合でアメリカに渡り、順応できた経験があったので『子どもは強い!』を信じて、突き進みました」

◆マレーシアのペナン島に移住を決めた理由

 ねこ田さん一家が住んでいるのは、観光地としても人気を集めるペナン島です。マレーシアへの教育移住は流行っているといいますが、多くは首都クアラルンプール。事情がないなら、クアラルンプールにするのが妥当なように感じますが、なぜペナン島を選んだのか聞きました。

「まず、マレーシアにした理由は、物価や時差、ビザの関係が大きかったです。最初は首都のクアラルンプールにしようと思っていたのですが、クアラルンプールは都会的で学校の選択肢もたくさんある一方で、ここで生活したら、きっと東京での生活とそう変わることはないなと感じました。あまり憧れを抱けなかったこともあり、せっかくなら海外の空気感をもっと求めたいと思い、世界遺産など文化的な空気の残るペナンにしようとなりました。

実際行ってみて感じたのは、ペナンは華僑が多く、またイスラム教をはじめ、仏教、ヒンズー教の方もいるので、文化的な交流が盛んにある場所です。そのため、いろんな人がいろんなことを自由にやっている空気があり、それが魅力に感じています。

実際ペナンで生活していると、子どもが騒いだりしても『人の目が痛い』といったことはなく、皆さんがおおらかに他者を受け入れているように感じます。現実問題として、宗教や文化がまったく違えば受け入れざるを得ません。日本にはないおおらかさに、私自身はとても居心地の良さを覚えています」

 ねこ田さんに教育方針を聞くと「自由にやればいいよ!」なのだと教えてくれました。親として勉強はしてほしいとは願うと言いながらも、同時にパッションがあるものには突っ込んでいってほしいのだそう。

 英語は移住経験を通して身につけてほしいものの、親としては、英語を話すということはあくまでも通過点、英語は単なるツール、その先にある自分らしいパッションを極めてほしいのだといいます。

 自由な環境で見つけるお子さん達のパッションはどういったものなのか。楽しみです。

【ねこ田】

2023年末よりマレーシアはペナン島に教育移住中。9歳5歳の子どもたちは現在現地のインターナショナルスクールに通っています。教育移住のあれこれをInstagram(@necolife_penang)にて配信中。

<取材・文/おおしまりえ>

【おおしまりえ】
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518

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