ドラマチックな再会の直後、衝撃の展開!まひろの人生が辛すぎてしんどい|『光る君へ』第46回
女子SPA! / 2024年12月8日 15時46分
ドラマチックな再会を果たしたまひろ。道長に「ここらで違う人生を歩んでみたくなった」と言っていたが、それが叶うのか。
しかし、まひろにとって人生はとても苦いものだった。
◆こんな別れになるならば
大宰府で周明(松下洸平)と再会したまひろ(吉高由里子)。
そんな、こんなところで再会することありますか? 今からまた別の物語始まります? とテンションが上がってしまう。
まひろと目が合うと周明は背を向け、立ち去ろうとするがまひろが呼び止めた。ふたりは最後に会った日のことを話す。
そう、周明はまひろに「左大臣に文を書け」と脅していた。そのまま姿を消し、それきりだったのだ。
いまは通訳として働く周明の案内で政庁に訪れる。そこで双寿丸(伊藤健太郎)と再会、大宰権帥の隆家(竜星涼)とも会う。
道長(柄本佑)から「まひろを丁重にもてなし、旅の安全の図るようお達しがあった」と言う隆家。道長はどこまでもまひろファーストである。
歓待を受けるまひろだったが、隆家から道長が出家し、体の具合も良くないと聞き、動揺を隠せない。そんなまひろの変化を周明は見逃さない。
以前は、「まひろを利用する」という企みと、まひろへの好意の間で揺れていた周明だが、今回は「好意」に完全に傾いていた。少しばかり、わざとらしさが覗いていた以前の周明と比べ、本音の言葉は温かく、鋭い。
道長への気持ちもストレートに問うし、だからこそ、まひろも自分の気持ちを素直に話せる。
「書くことしかない」というまひろ。好きなものを書けばいいではないかと思うが、道長が書く機会を与えてくれた。だからこそ書けた。しかし、もうその居場所はないのだ。
確かに、亡くなった大切な者たちのゆかりの場所を訪れる姿はどこか今世に別れを告げているようにも見える。周明はそれを感じ取ったのかもしれない。「紙と筆と墨があればどこででも書ける」と優しく言う。俺の物語を書くのはどうだ、と冗談めかして言ったあと、まひろ自身に起きた出来事を書くのだっていい。少しずつ、表情が明るくなっていくまひろ。もしかすると、ここ数回で一番穏やかな笑顔だったかもしれない。
しかし、周明との時間は長く続かなかった。
まひろは周明と共に、船越の津を目指す。かつての友・さわが暮らしていた松浦に向かうためだ。そこで、まひろたちを異国人らが襲う。
九州を中心に甚大な被害を与えたという「刀伊の入寇」だ。刀伊の入寇は1019年3月末から4月のできごと。このころの紫式部が何をしていたか、詳しい記録は残っていないという。万が一、巻き込まれている可能性がないとも言い切れない。亡くなった年自体も不明なので、このあたりはifの世界だろう。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
これがなければ「光る君へ」は傑作になっていた…歴史評論家がどうしても看過できなかった7つの残念シーン
プレジデントオンライン / 2024年12月29日 9時15分
-
「殿とはいつからなの?」正妻からの唐突な発言に震えが止まらない|『光る君へ』第47回
女子SPA! / 2024年12月15日 15時46分
-
NHK大河ドラマでは描かれない…紫式部の死後に宮廷の貴公子たちと次々と浮名を流した娘・賢子の意外な大出世
プレジデントオンライン / 2024年12月15日 15時15分
-
「光る君へ」第四十七回「哀しくとも」周明を失った悲しみに沈むまひろの物語がたどり着く先は?【大河ドラマコラム】
エンタメOVO / 2024年12月14日 12時43分
-
【「光る君へ」吉高由里子インタビュー】周明の死が与えたまひろに与えた影響「衝撃的で抜け殻にされた」・最後の言葉の意味…松下洸平との再共演振り返る
モデルプレス / 2024年12月14日 7時0分
ランキング
-
1《中居正広9000万円トラブルに新展開》20代女性は“フジテレビ有名女性アナ”に被害報告をしていた
文春オンライン / 2025年1月7日 16時0分
-
2SNSを駆けめぐる吉沢亮の“酒グセ”動画…高級マンション隣室侵入、トイレ無断拝借でビールCM契約解除→違約金も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月7日 17時3分
-
3パワハラ疑惑で自身もピンチの橋本環奈がNHK紅白歌合戦を救った!「アンチ」も「重圧」もガハハと笑い飛ばす
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月7日 9時26分
-
4「なんだこの尊い夫婦は」賀来賢人&榮倉奈々、愉快な夫婦ショットに「お腹に3人目?!」「愛しい」反響
オールアバウト / 2025年1月7日 12時15分
-
5「吉沢亮まで…」吉沢、高畑裕太、小出恵介、木下ほうか出演の“呪われたドラマ”は永久お蔵入りか
週刊女性PRIME / 2025年1月7日 18時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください