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「30~40代でこの服はイタい」と避ける人が、逆に老け見えしやすい理由。“おばさん”を受け入れたらラクになる

女子SPA! / 2024年12月23日 15時47分

◆年相応な格好をしたからといって、若くなるわけではない

marie「そんな中で私たちが痛いか痛くないかを気にしたところで、彼らにとっては『無難な服のおばさん』と『派手な服のおばさん』の差でしかありません。

30歳を過ぎたらおばさんって呼ばれる年齢だし、単に『おばさん』というだけで痛いと感じられてしまうのも仕方ないこと。でもそれを自覚して、『おばさんでいいじゃない』って思うことが大事だと思います。

年相応な格好をしたからって、若くなるわけではないんです。だったら、一度きりの自分の人生だし、『好きな服を着てハッピーなおばさん』でいいじゃありませんか!」

◆「私って、痛いけどイケてる!」のマインド

――たしかに、おばさんで何が悪いのって感じですね。実際に若い人から見たら30代以上の女性はみんなおばさんですしね。

marie「おばさんだということを認めて、受け入れてしまえば、『そんな服着て痛いね』と言われても、傷つかないんですよ。痛いことはすでに受け入れているから。『そうだよね!』『痛いよね、ごめんね!』くらいの軽い感じで終わると思います。

そうすると、痛いと言われても落ち込まなくなります。自分を受け入れたうえで着たい服を着ているので、他人の評価に一喜一憂しなくなります。振り回されなくなるんです。

『痛いって思われたくない!』『おばさんって思われたくない!』というマインドのときは、自分が一番ビクビクしている状態です。だから、痛いと言われると『やっぱり痛いんだ……』と落ち込んだり、怒りが湧いたりします。逆に『素敵だね』と言われると、『良かった』って安心したり。他人の言葉にすごく左右されてしまうんですよね。

でも、自分を受け入れられるようになれば、他人に何を言われてもブレなくなります。鏡で自分を見て『今日の服装いいな!』と思えるのが一番。『痛いけどイケてる!』『おばさんだけど若々しい!』って」

――「痛いけどイケてる!」っていうマインドは最強ですね。

◆自分の嫌な部分をちゃんと見て、ちゃんと落ち込む

――服を選ぶにあたって、皆さん体型や骨格などで何かしらのコンプレックスを持っていると思うのですが、コンプレックスをファションで解決するコツについても教えてください。

marie「例えば、顔が大きいことがコンプレックスだとしますよね。でも、それも『でかいんだからしょうがない』と一度受け入れることが大切です。体型のコンプレックスを受け入れるのはかなり大変なので、時間がかかると思います。

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