一度だけ不倫した妻に「恥ずかしくないんですか?」“赤の他人”が猛攻撃。妻が返した“特大の嫌味”は|ドラマ『わたしの宝物』
女子SPA! / 2024年12月19日 15時47分
木曜劇場『わたしの宝物』第9話より ©フジテレビ(以下同じ)
夫以外の子を産み、夫には知らせずに夫とともに育てていく「托卵(たくらん)」を描いたドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系、木曜よる10時~)。12月19日、ついに最終回を迎える話題の作品を、夫婦関係や不倫について著書多数の亀山早苗さんが読み解きます(以下、亀山さんの寄稿)。
◆当事者同士が話し合うこと、第三者にひきずられないことという教訓
『わたしの宝物』第9話は、息づまる展開から始まった。以前参加したフリーマーケットについて話を聞きたいからと莉紗(さとうほなみ)の取材を受ける美羽(松本若菜)と、冬月(深澤辰哉)と対峙する宏樹(田中圭)。冬月を大切な人として美羽を糾弾したい莉紗、大切な人の夫から呼び出されて戸惑う冬月。二組のやりとりが交錯していく。
それにしても莉紗の美羽への言葉はすさまじかった。
「あなたは結婚していて、夫も子どももいる。それなのに冬月と不倫した。私はあなたが許せません。冬月がどんな思いで苦しんできたか……」
「ふざけんな。何きれいごと言ってんの、気持ち悪い。薄汚いただの不倫でしょ。あなた恥ずかしくないんですか、子どもいるんですよね。みっともない、お子さんがかわいそう」
ここまで言うか、第三者が、と思ったとき、美羽が反撃に出る。
「さっきから何をおっしゃってるんですか」
◆渾身の皮肉と嫌味を放つ美羽、コップの水をぶっかける莉紗
そして美羽は、フリーマーケットに誘われただけだと述べ、「それがどうして不倫になるんですか」としらを切り通す。
「よっぽど好きなんですね、冬月さんのこと。嫉妬ですか」
「冬月さんとお話しになったらどうですか。大切な人なんでしょう。それができないからってつまらない嫉妬に私を巻き込まないで。みっともないと思わないんですか」
あまり感情を表に出さなかった美羽の渾身の一撃である。相手の言葉を逆手にとっての皮肉と嫌味。それに対して、莉紗はコップの水を美羽の顔にぶっかける。
「最低」とつぶやいて去っていく莉紗、ひとり残った美羽は全身が震わせている。闘いのあとの武者震いなのか、莉紗の言葉が全身に刺さったゆえの傷の痛みか。
◆「栞は不倫でできた子どもだった」やっと気づいた冬月は
そのころ、宏樹と冬月が喫茶店で対峙している。「中学時代以来の再会で、気持ちが盛り上がったのか」と冬月を追いつめていく宏樹。再会したときの彼女が、どれほど傷ついていたか、うまく笑うことさえできていなかったかを語る。それを聞いて怒る宏樹。美羽を追いつめたのは自分のモラハラだとわかっているからだ。
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